
だいぶ色も薄くなってきましたが、私の右手首付近に小さな赤い点がポチッと3つ、左手には2つ、脚にもあったような。
時々こんな小さな小さな赤ポチ(ルビー色)が身体に現れるのだった。
これは「老人性血管腫」と言い、毛細血管の拡張・増殖によってできる良性の皮膚腫瘍らしい。また「ルビースポット」「チェリースポット」とも呼ばれる。
らしいのよ。痛みも痒みなく、いつ間にか現れてはいつの間にか消えて、いつの間にか忘れてる、まあ、そんな存在の赤ポチです。
良性でもあることだし、痛くも痒くもない小さな小さな存在なので、どうってことない、もちろん病院にも行かない。
ですが、その「老人性」ってのが気に食わない、感じ悪い、やめてくれないかな。
どうしてルビーとかチェリー使わないのよ。何だってわざわざ人が嫌がるような名前つけるのよ「老人性」だなんて。
この赤ポチの出現は老人だけじゃないのよ。20代のハリハリツヤツヤピカピカのお肌にも現れるっていうじゃない。
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ある皮膚科で(妄想です)、
20代女性患者
「先生、これなんですか? とっても気になるんですぅ」
医師
「それはね、チェリースポット(ルビースポット)と言ってね────(説明長々ダラダラ)」
外で待っている他の患者の身にもなれ。
で、やっと順番が来た、
60代女性患者
「先生、これなんでしょうか? 気になって……」
医師
「ああ、それ。それはね老人性、老人性血管腫と言ってね、歳とるとね、出るのよ。心配ないよ(説明なし)」
うーん、許せん。
年寄りのヒガミ妄想は、どんどん膨れ上がっていくのだった。
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