同じ服でも娘とシニア母では意味合いが大きく違う

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目の前に座るシニアな母とその娘。なんで親子だと分かるか? 顔が似ている、顔にもまして体型がそっくり、着ているものもよく似ている、バッグも同じブランド。仲良し親子らしくずーと喋り続けている。

恰幅のいいシニア母は黒の T シャツと穴あきジーンズ、スニーカー、耳にはゴールドのピアス。

若い子が穴の大きく開いたジーンズを履いていても、今さら驚きはしない、それも若者のお洒落、ファッションだもの。

でも、シニアの穴あきジーンズか……ふーん、いや、でもこれは多分、お洒落というよりも……娘の「おさがり」ではなかろうか、娘が今より若い時に履いていたものではなかろうか? 体型がそっくりならそれもありうる。

 

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穴あきジーンズといっても、穴の開いたところには裏から白い布が当てられミシンで穴は塞がれているのだった。

シニアとしてはいくら何でも穴の開いたままでは履けない。どんなものでも開いた穴は塞がなくてならない、何と言っても「つぎ、継ぎ当て」「勿体ない」を知っている年代だ。

生地もまだしっかりしているのに、勿体ない。中古ゆえのデニムのくたびれ加減がいい具合に肌になじむ、それに何と言ってもサイズがピタリと合う、この歳でこれほど体に合うサイズ、探したってそう見つかるものじゃない。

ということで娘が買った穴あきジーンズを、その何年後、何十年後かに穴の開いた部分に継ぎを当て、今度はシニア母がちょっと洒落っ気を込め履いてみた? そんな感じでしょうか。

ステキとかお洒落には見えなかったけれど、私の目を引いたのは間違いない。

……それともジーンズに今はデニムというのか、継ぎを当て履くのが流行っているの? もしそうなら、どうもすみません、です。

 

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