自分じゃ見えないから、いけないのよ・後ろ姿

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今日も「元気」って言われましたよ。元気は結構なことだけれど……「元気」それしかないわけ?

でも、憂鬱そうな人、って思われるより、まっ、いいかしら。そんな元気な人も帰宅してパソコンの前に座ると、先ずは、はぁー、と大きくため息、で、ああ、疲れた、このところ毎晩そうなの、ってことに今晩気が付いたわ。全然元気じゃないわ、疲れ果ててるわ。

はぁーーーーーついでに深呼吸、リラックス効果があるのよ。

 

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毎日、たくさんの人とすれ違い、たくさんの人の後ろ姿を見ることになる。

最近また若い人の間で流行っているのか、ジーンズを脚の付け根のところで切りっぱなしにしたパンツ、で生足。

おばはん、どっきりしちゃうの、街の中でこの格好目にすると。で、こういうオネエサンに上り階段やエスカレーターの前に立たれると目のやり場に……で、思わず凝視。

 

だって、パンツの裾からお尻の一部が見えてたりするんだもの。自分じゃ見えないから平気なのかもしれないけど、困るな、こういうの。

おばはんが困ってもしょうがないけど。おばはんが母親なら思わず手持ちの布切れ巻き付けてしまうけどね。

 

後ろ姿って自分じゃ見えないから、おろそかにしがちだけれど、結構、見られいるもの、見てしまうものだわよ。

特に夏の白いパンツは要注意。おばさん、アンダーパンツがスケスケですよ。

 

後ろ姿でなく下着でもないけれど、私も、ずーと昔の若いころ、原宿の駅前で電車に乗るため小走りしていたら、前からくる男の人にすれ違いざま、「ジッパー開いてますよ」って言われたことあるの。

なにー、一瞬、イヤらしい奴、って思ったけれど、ホントに開いていてビックリ。

ああ、恥ずかしい、家を出てからどれほどの時間、この格好でいたのかしら? ああ、穴があったら入りたい。

 

で、後になって、ああ、言ってもらってよかった、同性ならいざ知らず異性に「ジッパー開いてますよ」って、なんて勇気のある親切な人、って感謝したわ。今でも忘れられない若き日の赤面体験。

ズボンやスカート、背中のジッパーも意外と自分じゃ気が付かない、見えないものなのよね。

 

で、私も小さな親切、大きなお世話で、私の前を歩く姉に言ったことあります、「お尻、なんかカッコわるいよ」

「ええっ、そう?」

ただ、それだけ、かな。自分じゃ見えないからね。

 

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