あくまで今のところではありますが、インフルもコロナにも感染せず？ 無事？ 電車通勤しております。職場では先週から出勤前に検温、出勤したらそれを記録、もし37.5度以上であれば、出社するな、そういうことになりました。
なので、この際、古い体温計は廃棄し新しいものを買おう、と仕事帰りにドラッグストアへ。けれど、無いのはトイレットペーパーだけじゃなかった、体温計もない、全く無い。が、女性用体温計が２本だけ寂し気にぶら下がっておりました。
「女性用」値段は一般用より少しお高い、が、この際、まっ、いいか、女性用であろうが、体温を測るんだもの、男で女である前に、ヒト属、賢くないけどとりあえずホモ・サピエンスだもの。
で、「女性用」とその他、お菓子、こんにゃくゼリー等をカゴに入れレジへ。
するとレジの30代くらい女性がその体温計を取り上げ、
「これは女性用ですけど……」
（ちょっとー、オネーサン、言うに事欠かないで「女性用」とはなんなのさ、ババアに失礼じゃないの、歳はとっても私はオジサンじゃないのよ）
（一般用と）どう違うんですか？ と半分オヤジ・ババアはレジの女性に訊いてみる。
「基礎体温とか測るようになっているんです」
ああ、基礎体温、……ってことは……ババアには、もはや関係ない、ですわね。これはこれはご親切に、だったら購入はやめときましょう、それが懸命かしら。
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けれど、もし、多分、レジが若いアルバイト男子だったら、「これは、年寄りには向きませんよ」なんて言ってはくれないでしょう。女性用と一般用の違いにも頓着しないでしょう。
で購入する側も、この大雑把ですからお買い上げしてしまい、家に帰り使用する段になって、「なんじゃ、こりゃ」「こんなもの買って」「役立たず」「失敗した」「お金をどぶに捨てた」となっていたかもしれません。
レジの人がたまたま女性で親切であった、ラッキーでした。しかし、しかし、そうなのよ、充分、理解できるのよ、あなたのご親切は。でもね、なんかね……「これは女性用ですけど」って、なんかさ、ちょっとさ……モヤモヤ……しちゃうのよ。
で、これには続きがありまして全然ラッキーじゃなかった。でも、それもちょっと違うような、結局、それもこれも、全ては加齢のせいなのよ、ということになっていくのだった。
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