今日は病院の付き添い、いつものごとく待ち時間長し。どうせ、診察はまだまだだからと人の少ない場所に移動し、お喋りをする。で、話の展開上、オババが自分のことを「不良ババア」と言ったら大受けし、年寄り病人、笑う、笑う。
「不良」これも今や死語か、あの子は不良よ、だから近づいちゃダメ、不良少年、不良少女、少女 A、 昭和のちょっとだけ不良は今や令和の不良ババアとなり、清くなく、貧しくと言えば貧しく、貧しくないと言えば貧しくない、でも、美しくね。
で、昨夜、不良ババアはブログを書いていて思い出したことがある。それは奥さんに先立たれたリタイア夫、その後、勤務先だった会社の元・部下と再婚。
この部下だった女性はずーと、ずーと、この上司のことが好きで結婚もせず、正確な年数は忘れたが、まぁ、30年間くらい? 彼一筋ひたすら思い続けていたらしい。
で、どういうわけか元・上司の奥さんが亡くなってしまう。独り者となったリタイアシニアの元上司と元・部下女性は、どのように付き合い始めたのか、結婚したのです。
事実は小説より奇なり、そんなことがあるんですね。しかし、ひとりの人を数十年思い続けるって、ちょっと、考えようによっては……まぁ、大きなお世話ですが。
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晴れて妻となった元・部下女性は亡くなった奥さんが住んでいた家に入りました。
それから2人は仲睦まじく暮らしていた。が、あらー、どうしたことでしょう。このリタイア夫、再婚して僅か数年でご臨終となってしまう。
未亡人となった元・部下女性は、これまた未婚の中年真っ盛りの妹を呼び、その家で姉妹2人で暮らし始めました。
この話を聞いた時、うーん、スゴイね、30年越しの純愛か、と思ったけど、不良ババアは今頃になって思う、そうかー? ほんとかー? じゅんあいかー?
……それも、当然、ありうる……ががががが……。
亡くなった奥さん、あの世でどう思っていたのだろうか? ジュンアイー? ざけんな、不純愛女が、夫をたぶらかし、私の思い出深い大事な大事な家に勝手に入りやがって。
夫は取り戻したが、家は今や見ず知らずのオバサン2人に完全に乗っ取られた、どうしてくれようか? 今に見ておれ!
亡くなった奥さんの名誉のために言っておくけれど、これはオババの勝手な想像よ。オババにはまるで関係ない話だけれど、こういう話はよく覚えているのだった。
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