昨夜書いた「彼女」のことが頭から離れませんです。うーん、ちょっと唸っちゃいますね。これからの付き合いはちょっと要注意であります。
しかし、怖いもの見たさ、真相究明? 野次馬根性? これがあるんですね、ですから厄介なんです、困ったものです。
今日、お隣の奥さんが、庭に出ているところを見かけた。いつもと変わった様子は見受けられない。でも、すぐに家の中に入ってしまったようで、それからは見かけていない。
以前は夫婦で庭の手入れをよくしていた。けれど帰ってきてからは、その姿も見かけなくなった。雨の日が多いせいもあるけれど、それだけの理由だろうか?
僅かな期間でも、手の入らなくなった庭は何となく荒れたように見える。また以前は1日に何度も出たり入ったりしていた車もあれ以来、駐車場に置かれたままだ。
洗濯を干しているのは、リタイアした夫、だから奥さんの姿は見えない。奥さんはどうしちゃったのか? あれだけよく出かけていた人が、これほど長く家の中にいられるものなのか?
ひとり者・年寄りオババが、年寄りお隣さん夫婦を心配している場合ではないけれど、何てったって、お互い、年寄りだもの、何があってもおかしくない歳だもの、だから気になるわけだ。
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このところずーと曇天続きで気温も低い、昼間でも薄暗ーーーい、人生の秋、人生の冬に向かう人間としては、気分まで薄暗ーーーくなっちちーのよ。
そんな歳よりが、そんなお隣さんの家を見るともなく見ていると、なーんか、昼間だというのに、あれだけ手入れの行き届いた家が佇まいが、暗ーく古ぼけて沈んで見えてくる。
それは昼間だけでなく、ちょっと前、いつも必ず点いていた門灯が消えていた時期があった。その暗闇に包まれた家は、何と申しましょうか、そのまま闇に溶け込んで……ちょっと……。
語彙・貧困オババはそれを上手く表現できないけど、どうした? 何かよからぬことが? と、そんな気分にさせられてしまったものだ。
若い夫婦ならそんなこと思いもしない、関心もない、知ったこつちゃないけれど、何てったって元気そうに見えたって、年齢が年齢だもの。
で、思うけど、歳はとっても、一家の主婦、奥さんの元気は一家の元気、周囲の元気の源だ。それは歳とって婆さんになっても変わらない。
子供の頃、母親が寝込んだ時の、あの不安感、心細さ、恐怖、そんなことを思い出してしまった。
お隣のご主人は実にマメ人だと奥さんから聞いている。今では家事のベテランでもあり、洗濯、布団干し、庭の手入れに D I Y 、おまけに買い物大好き。
そんな人だけれど、隣に奥さんの姿が見えないと、なーーーんか、老いが加速したように一気に老け込んで萎んだよう見えてしまう。
隣の奥さん、今日、見かけた限りでは、お元気そうでしたから、オババの心配が杞憂に終わればそれが何より。しかし、歳とると、明日は我が身、要らぬ心配もしてしまうわけです。
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