そんなに素直になられると…が、しかし

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加齢して「ああ、かんろ、かんろ」が「ああ、かんみ、かんみ」へ…

毎晩、食事の後に姉は緑茶、私は白湯を飲みながら、お菓子を食べる老姉妹です。

同じ屋根の下、24時間一緒にいても、この時くらいなんですわ、姉妹が話をするのは。

それもテレビを見ながら1-2時間ほどでしょうか。

で、姉が言うのです。

「こんなに毎晩、お菓子を食べてていいのかしら(体に良くない)」

妹「いいんじゃないの、どうせもうすぐ死ぬんだから」

姉「そうね、それもそうね」

そうよ、そうよ、お菓子食べ過ぎて、病気で逝くか、老齢のため余命の尽きるが先か、ここまでくれば、大差あるように思えませんけど。

でもさ、そんなに素直に「そうね」って返されると、あら、大丈夫かしら、ちょっと言い過ぎたかしら? 悪かったかしら? 

姉もすっかり歳をとって弱気になったかな、なんて思ったりしてね。

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ところがギッチョンチョン、そんなやわな姉じゃない。私のその気持ちを読んだがごとく、

それって「自分のことじゃないと思っているんでしょう?」

と、こう来たもんだ。

ちゃんちゃらおかしいわ。あのね、傍から見ればアンタも私と同類、「年寄り族」なの。いつまでも若いと思っているのはアンタだけなの。

で、妹の私は、「一緒にするなー、違うだろー」、って大声で叫ぶわけ、心のなかで。

こうして事あるごとに、「アンタは(アンタも)年寄り」、という、この老姉妹の、この不毛なる闘いは続いて行くのだった。

何度も言いますけど、歳はとっても、どれだけとっても、相手が言う、「もう、この歳だから、オバアサンだから」に同意・同調してはいけませんわよ。

以前も書いたと思いますけど、どこからどう見ても「おばあさん」以外の何物でない風体・風貌の、母の晩年。

なのに、赤の他人に「オバアサン」なんて呼ばれようものなら、怒りを込めて(無礼者と)、完全、無視。

そんな母でしたから、こんな姉妹なのですかしらね。(ト)ホホホ。

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