スーパーで買い物を終え、ひと休み。はぁ~、ドッコイショ、疲れた。
最近、この年寄りは、何かひとつ仕事を終えるたびに休憩を入れなければ、次の動作へ進めないのじゃった。
するとそこへドヤドヤと女性が3人、いずれも40代くらいか?
たった3人だというのに4人掛けテーブルを2つも使い、その上に手荷物・買い物袋をガチャガチャと置く。
袋から、購入した団子だの何だのをテーブルに広げ、食べる飲む喋る、食べる飲む喋る喋る喋る食べる食べる飲む喋る。
うーん、オバサンみたい。しっかりオバサンしてます。
しかし、なんか、逞しいですね。オバサン特有の逞しさと申しましょうか。
また逞しくなければオバサンは、人生は進めないのである。
頑張れー、オバサン、エイエイオー!
それに引き換え、この年寄り。
脚のせいもあるとはいえ、最近は、ちょっと動くと疲れて……。
そして思うのだった。
私のオバサン時代は終わった。
オバサンはまだまだ若い、オバサンはまだまだ元気。
アタシなんて、アンタ達から見れば、きっと「オバアサン」なのよね、グスン。
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店頭に「青梅」が並び出した。
以前からなぜか、「梅」「赤紫蘇」「ラッキョウ」だの、そういう「漬物仕事」に心惹かれる私であった。
なので毎年、この時季になると、青梅だの赤紫蘇の前で足が止まり、ジーーーーーッと梅を紫蘇をラッキョウを見つめてしまうのだった。
「(梅)おいしそうね」
すると隣で砂底姉が言う。
「アタシタチは、そういうの(漬物仕事)無理だものね」
違うだろーーーーー、それはアンタでしょ!
いつもいつも、こういう時に「アタシタチ」って言うな!
ワタシはね、ひとり暮らししていた時、梅酒・梅干し・梅ジュース・赤紫蘇ジュース作ったことがあります。
アンタとは違うのだ。
底砂魚姉は、いまだにそこのところが全く理解できないのである。
と老姉妹、そんなこんなの低レベルの諍いが絶えないのであった。
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