今日の午後、身内から電話があったようです。固定電話には姉が出たので、今日は姉が聞き役を務めました。
この身内、誰かは書きませんが、まぁ、よく喋る。
喋るとはいっても、いつも一方通行、勝手に喋りまくる人であります。
こちらは、ただただ相槌を打つだけ。
これも疲れます、でも、もう慣れたもので、ほとんど聞いちゃいません。
そして喋るだけ喋って気が済んだら、また、一方的に電話をお切りになるのでした。
いつも、毎度、何を言いたいのか? 何を聞いて欲しいのか?
それは愚痴です、グチ、何の愚痴か?
それは自分の子供、その配偶者、そして孫に関すること。
今回の愚痴は? 「お盆だというのに誰も帰って来ない」
「これまで、私は、彼らのために、どれだけのことをしてあげたか」
「ああ、それなのに、それなのに……」
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と、まぁ、毎度、そんな具合ですわ。
だいたいやね、そんな子供に育てたのは、アンタでしょうが。
今更、何を言っとるか。ですわな。
それに、見返りを期待しちゃいかん。
してあげられる、それができるのは幸せなことなんです。
こちら老姉妹からすれば、アンタはどれだけ恵まれてるのか、幸せなのか。
それが、わからんのね、困ったわね。
そして、口は出さず、余計なことは言わず、いつでも電話すれば、愚痴を聞いてくれるこんなに気長で優しい身内がいて。
それなのに、それさえも、ぜーんぜん、わかっちゃない。
言いたかないけど、いつもいつも、黙って聞いていれば、とめどもなく愚痴ばかり垂れ流して、いい加減にしろ。
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