今、外に出る時は杖を使っています。すると皆さん親切にしてくださいます。
買い物に行けばレジの人がカゴをレジ台に、レジを通したカゴはサッカー台まで運んでくれます。
買い物帰り、タクシーの運転手さんは、荷物を全部、家の中まで、または玄関口まで運んでくれます。ありがたいことです。
人に親切にするのも、されるのも気分のいいものです。
人に優しくされると、優しい気持ちになります。
脚が少々不自由になった今、ひと様の親切に大いに甘え、また感謝をしている今日この頃です。
で、今、改めて思うのは、人に優しくされるって、いいものですね。
その優しさ、親切は、若いと時とは違う種類のものでしょうが、それでも年寄りの心はほんわかほぐれるのです。
杖を使うようになってから電車には乗っていませんが、今、電車に乗ったら、多分、席を譲られることでしょう。
席を譲られたら、婆さん扱い、年寄り扱いされたと、ショック? 悲しい? 悔しい?
私は今、そうされたら、ありがたいですね、素直に嬉しいですね、ご厚意に甘え、「ありがとうございます」と笑顔で礼を言い、素直に座っちゃいます。
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ただ、座っている人に、そう気遣いさせるのは、イヤですね、申し訳ないと思ってしまう。
仕事を終え、疲れ、座っている人に席を譲られるのは心苦しい。
昔、そんなことがありましてね。並んでやっと席確保、はぁ~、疲れた、やれやれ。
すると、発車直前に婆さんが目の前に、ああ、もう泣きたい。
席? 婆さんに、譲りましたよ。
なんでどうして、こんなラッシュ時に婆さんが現れるわけ? それも私の目の前に、何でもっと空いてる時間に利用しないの?
まぁ、婆さんには婆さんの事情があったのでしょうが。
今、私が混んだ電車に乗れば、その時の婆さんと一緒になることでしょう。
それを考えると、できれば今は電車に乗りたくない、そう思うわけです。
年寄りの皆さん、暇のある人は、極力、事情の許す限り、公共の乗り物は空いてる時間帯に利用しましょう。
2019年ですか、これを書いたのは……うーん、若い、我ながら、そう思う。
この時から4年、たった4年? 4年も経った? そして今、うーん、変わった、4つも歳とって、年寄りになった。
脚もこんなになって、4年でこんなに変わるとは、ああ、我ながらビックリだ。
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