「でも、わたしは、ゆるさないよ」…私もそうだよ、忘れてもいないよ

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許してあげなさいよ


 

コロナのせいで電車も店も空いていて、コロナがなけりゃ、最高なのに。

下の子供は保育園が預かってくれる、ありがたい。休校になったため小学生の子供2人はなんとか家で留守番をさせている。毎日てんやわんや、自己防衛もしましょう、多少の不自由も我慢しましょう。

でも、私は、許さないよ。

ラジオ番組でフルタイムで働く40代の母親がそう言っておりました。さーて、何を、誰を許さないのでしょうか。

 

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それを聞き、私は職場のカメレオン女を思い出しました。さーて、私も許さないよ、忘れないよ、カメレオン女。カメレオン、それはあなたのことですよ。あなたにいつも引っ付いていたコバンザメ、あなたたちカメコバ・コンビニにどれだけ嫌な思いをさせられたことか。

しかし、あれから状況は一変しました。ほんと、人生って、わからないものですね。コバンザメは身から出た錆で体が錆びつき泳げなくなって、退社してしまいましたね。

信じられない、信じられないとあなたは言いますが、甘い、甘い、あれだけいつも引っ付きもっつきでありながら、何にも見えてなかったのですね。

さて、立場が逆転と言っていいほど状況が変わった今、どうですか? 私はあなたに親切ではありませんか、最近、あなたは私にお礼ばかり言っていますね。

私は倍返し、なんてケチで狭量なことは考えておりませんわよ、でもね、忘れないわー、で、許したわけじゃありませんのよ。……って、やっぱり狭量だったわね。

 

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