「老い」とは、「他人事」である。で、あったはず、が…

「歳をとるのが、いかに大変かってことがわかってきたわ」「そうよ、私なんか一生懸命、必死で歩いているのに、ちっとも進まないの」 うららかな昼下がり、電車の中で70代と思しきシニア女性2人の会話でありました。 「老い」とは、他人事(ひとごと)である…

その、お顔、その、お姿、見られています

見ているようで見ていない、見ていないようで見ている。これが世間の目というものかしら。どこからどう見ても歳相応、普通に見える、ならば目にも止まらないし、印象にも残らない、はずなのに……。 ところが、一緒に食事をしている相手の顔に大発見、思わず目…

あなたのためだから

人間だもの、社会生活、日常生活を営む上で、 「アンタに言われたくない」。 「それも、よりによって、なんでアンタなんかに、言われなくちゃならんのだ」。 「アンタに、 だけは、 言われたくない」。 なんて、思うこと、ありませんか? たとえ、それが、「…

「かがみ・まなこ」でございます

あなたの知らない、他人の目に映るあなたの姿 何十年と慣れ親しんだこの身体。だから自分のことは自分が一番よく知っている、わかっている。……と、思っている。けれども、他人の目には、どう映っているのだろうか? 人は自分のことがわかっているようで、わ…