♪ もういくつ寝ると お正月 ♪ 今年もあと１０日ほどで終わる。子供のころは本当にお正月が待ち遠しかった。今とは違って本当にお正月はお正月らしかった。今じゃ除夜の鐘も「うるさい」と文句を言ってくる人がいるらしい。
大人になったら正月そのものより冬休みが待ち遠しかった。それは待ち遠しいことがたくさんあったからだ。
今だって正月休みは嬉しい。休みはいつでも大歓迎だが、待ち遠しいものがない。
クリスマス……それがどうした。お正月……だからなんなんだ。
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夫と口を効かない彼女と忘年会もどきで軽く１杯。彼女曰く、休みは嬉しいけれど夫と同じ屋根の下で１週間以上朝から晩まで一緒はきつい。
だからというわけではないけれど母親のところに行く、しかし、行くのはいいが、まだ元気な母親だ、長居すれば、またお互い余計なことを言いだしそう。そうならないうちに引き上げるつもり、でも、帰れば帰ったで今度は夫が、あーあ、どうしようかな。だそうだ。
夫も両親もいない独り者はどこへ行こう？ 誰と会おう？ それが勝手気ままにできるのが独り者のいいところでもあるが、さりとて行きたいところも会いたい人もとりたてて、ない、いない……無くなった。
で、思う。欲がこれほどまでに薄れ、残るは食欲のみとはこれ如何に。欲ボケも問題だが ♪ V-A-C-A-T-I-O-N 嬉しいな 待ち遠しいのは 眠ること ♪ と、掃除、洗濯か。
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