近ければ近いなりに「人間関係」

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どこに行った? 集中力に記憶力に睡眠力までも…

年寄りは、勉強したいぞ! 

ある人が、ある教室を開いた。持ち出しのボランティアといえるだろう。

この年寄りは、そこに生徒として通いたい。この習い事は急に思い立ったわけでなく30代の時にちょっと勉強してみたいと思ったことがあった。

当時は仕事が忙しかったものだから、それっきりになってしまったが、あれからン十年、すっかり歳をとった私に、その機会が巡ってきた? 

と、ちょっと運命的なものを感じたりして。

いつから参加しても構わないし、教室は夜からなので、車で送り迎えもしてくれるという、ありがたい話でもある。

とは思うものの、この「ありがたい」が参加を躊躇させる原因でもあった。

それは教室の主催者が、極々近くに住む、ご近所さんだからである。

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この場合の近いは単に距離の近さではあるけれど、血縁だの夫婦だの関係が濃い、近いは、一旦その関係が壊れると、その濃さ近さがかえってアダとなり、ややこしいことになりかねない。

近いとはいえ有難いとはいえ、毎週、毎回の送り迎えは、やがてお互いの負担にならないだろうか? 

知り合いだからこそ、生半可な気持ちでは受講できない、いい加減は許されない、途中で「やーめた」は許されない。

ご近所で、一旦、仲がこじれたら……考えただけで気が滅入る、鬱陶しい。

それでなくても、ちょっと要注意人物の存在もあるというのに。

今さら、簡単に引っ越すことなど考えられないし。

うーん、悩む。

こうして書き出すと、行かない、しない理由ばかりを挙げていることに気が付く。

うーん、それも情けない。

でもね、もうね、勘弁ですよ、人間関係のゴタゴタは。ゴタゴタするくらいなら暇持て余しボッチ年寄りで結構でござる。

でも、でも、こんな機会はなかなかないかも、でも、うーん……。

ご近所さんでなく、遠くに住む、よく知らない人、であれば参加しやすい? 気楽? うーん、どうなんだろう……。

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