1ヵ月に1回となった病院の付き添い。帰りに病院そばの調剤薬局へ寄る。この薬局は先月、今月と2度目である。以前は違う薬局へ行っていた、こちらの勝手な都合でたまたま先月からここへ来たのである。
1ヵ月前、初めてこの薬局にきた時、薬局は空いていた。これなら時間はかからない早く帰れるであろう。と思った、が、とんでもない大誤算となった。
調剤室から元気そうな薬剤師のオニイサンが出てきて、今までどこでこの薬を受け取っていたのかから始まり、次から次へと質問やら薬の説明やらが続きました。
で、そのオニイサンが言うことには、薬が多すぎる、おかしい、あり得ない。なので、これから担当医に確認します、ですからしばらくお待ちいただきたい。ですとーーー。
ええーっ、ちょっとー、先生は、まだ診察中だっちゅーの。なのに電話かけちゃいます、診察中である先生に、この薬剤師のオニイサンは。
当然、先生にはつながりません、ですから薬も受け取れません。ああ、失敗した、ここに来て、正直、そう思いました。後から来た方々はさっさと薬を受け取り帰っていきます。
ああ、失敗した、イラッイラッ……処方箋、返してもらおうか? 今までのところに行った方がいいんじゃない? この調子だといつ帰れるのか、わからないぞ。
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その間にも薬剤師のオニイサン、調剤室から出て来ては、薬 A と薬 B の同時服用の危険性やら副作用について説明してくれますです(ちょっとー、しつこいんですけど……)。
もう少しお待ち下さい、で、また調剤室に入り、先生に電話。親切と言えば親切、大きなお世話と言えば大きな世話。
でも、素人が処方したわけではありませんよ。今までの薬局では問題なくその処方箋のまま、お薬だしていただいてましたけど……もう、ったく。
やっと先生と電話がつながり、やっとやっと薬を受け取ることができました。で、薬剤師さんの主張が通り、超・超減薬となりました。それが11月。
それから1か月後の今日、減薬のお陰なのか、副作用だと思われる、どんどんひどくなってきてた肌の湿疹と、中耳炎の再発が、この1ヵ月で無くなった、と病人が言う。
確かに先月は顔と首、皮膚があちこち赤くなって切れそう、痛そうでありました。それが目立たなくなって、耳も良くなった? これにはオババもビックリ、スゴイじゃないか。
正直、最初はウザい薬剤師にあたってしまった、と思いました。処方箋通りに、薬を出してくれればいいのよ、と。が、この熱血薬剤師さんは、そうじゃなかった。
あくまで患者の躰を第一に考える、それが薬剤師の務めであーる。だから、おかしい、納得いかないと思ったら相手が医師であろうと直談判しまっせ、おいらは。というアッチチーの熱血薬剤師さんでありました。
こういう熱血薬剤師さんがいると、頼もしいですね、感動ものですね。ただ、仲間からは医師からも? 「うざい」、と思われているかもしれませんが。
薬の副作用としか思えなかった辛い肌湿疹と中耳炎が、この薬剤師さんのお陰ですっかり良くなった病人は、感謝、感激、感動しましてね、オババもその感謝のおこぼれで、薬局を出てから、お腹いっぱいご飯食べさせていただきました、ごっつあんです!
で、感謝もされましてね。「ありがとう」は、いつ聞いても、誰に言われても、何度言われても、いいものですね。もちろんオババも聞くだけでなく、じゃんじゃん言いますわよ。
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