シニアの後悔、第1位:もっと貯蓄しとけばよかった。
どんな調査機関がどう調査したのか知りませんが、貯蓄でも貯金でも、いずれにしても、当たらずとも遠からず、ではないでしょうか。実際、ワタシもしみじみつくづくそう思う今日この頃であります。
折角、気持ちよく昼寝していたのに電話で起こされた。身内の話だ、それもお金の話だ。
お金の話、聞くだけなら聞きますが、ワタシに相談されても無理、無駄。えっ、そんなことは百も千も万も承知、ただ聞けばいい、ならば聞きましょう。
ということで話を聞く、とはいっても電話をかけてきたのは、その当事者ではなく、また話の内容は聞かなくても充分わかっている。
「お金がない」まぁ、そういうことです。なんで無いのか? 無駄遣いしすぎたからだ、今さら言ってもしょうがないけれど。
ひと言でいえば、浪費家、それもお金をばらまくように遣っていた。その遣いっぷりは見事というより、(??? 信じられない……アホか)そんな感じ。
ワタシのお金ではありませんから、お金をどのように遣おうと、その人の勝手、ワタシがとやかく言うのはお門違い、言ったところで聞くわけがない。
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が、それにしても……その遣いっぷりは、ちょっと尋常じゃない、心療内科にでも行ったほうがいいのではないか、そんな気さえしておりました。
子供たちは皆、独立し、夫も亡くなり、今は広い家にひとり暮らし。敷地には離れがあり、そこを人に貸し、少ないながらも家賃収入があります。
離れとはいっても2階建て、古い建物ではありますが広さは充分あり、東京の端っことはいえ、バリバリ充分通勤圏内でもあります。
家もある、少ないとはいえ家賃収入もある。何が不満なんだ? 何でお金がないのだ?
だったら、もう、いっそのこと、その土地を手放し現金に換えたらどうなの? で、小さなところに引っ越す。
しかし、それはどうしても避けたい? 何故に? 外国で暮らす子供が離婚した時に、帰る家を残しといてあげたい、その他にも色々と思い入れがあるようですが……。
まぁ、他にも色々と、なんで、どうしては尽きませんが、周りがああだこうだ言っても本人がその気にならなければどうしようもない。
しかし、少額とはいえ毎月、家賃収入が、ある。家もあるひとり暮らしなら、なんとかそれでやりくりできるのでは?
しかし、えーっ、どこまで人がいいというか、何と言いましょうか……。
その決して高額とはいえない家賃には、電気代、水道代は込みだという(ガス代は訊くのを忘れた)、呆れて言葉もありません。
離れを借りている3人家族は、冬も夏もエアコンつけっぱなし、春夏秋冬、毎日、洗濯、何回も。何たって電気代も水道料金も、タダ、なんですから、使わにゃ損そん。
そんなわけで、家賃のほとんどが電気代と水道料金で飛んでいく。
そんなこと言われましても、知りませんがな。それ以外にも色々と信じられないことが。いい人じゃ済みませんよ、ちょっと大丈夫ですか?
ワタシもひとのことをああだこうだ言えるような人間じゃありませんが、それにしても……昔も今も……無ければ無いで、変わらない……お金が無くなって当然だ。
これも性分ってやつですか? それとも……。
人の振り見て我が振り直せ! しみじみつくづく。
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