ぐずついた空、寒い朝でした。それでも午後から晴れ間も見えてきたのでいつものスーパーへ。
こうして毎日家にいて、毎日、自炊となると、ああ、外食が恋しい。せめて中食でも、ということでスーパーへ行った日は、出来合いの総菜などを買って帰る。
たいして美味しくもないけれど、それでも気分は少し変わり、食後に洗い物が少ない、これだけでも有難いことだと思うようになった。
外食ばかりだったころは、休日の夕飯作りが楽しみで、出来上がったものはそれはそれは美味しくて我ながら感動さえしたものだけれど、今は、全くそれがない、苦痛でさえある。
だから毎日、料理を作っている人は、下手でもなんでも、毎日作る、それだけで本当にエライと思う、スゴイことだと思う。
料理作り、食べる事はこれからも続く、どうしたら、そこに喜び、愉しみを見つけられるのであろうか?
人のために料理する? ダメダメ、それはもっとしたくない、それは苦役である、続くはずがない、そう思う。
料理だけでなくこうして一事が万事、どんどん、ズボラ度が上がっていくようだ、これだけ時間があるというのに。
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で、買い物を終えレジへ向かう。すると、通路の中央にかわいいポチ袋が並べられているではありませんか。
思わず足を止め、あれこれ手にとり、じーっと眺め、かわいいな、欲しいな……。
お高い商品ではありません、一袋や二袋買ったところで、どんとこい、でありますが、いかんせん、お年玉あげる子や孫がおりません。
いることはいますけどね、遠くに、姪孫たちが、しかし、もう、ずーと会っておりませんし。
この先も会うこと……どうでしょうか、まぁ、そういうことなので買ってもしょうがない、ゴミになるだけ。
しかし、ポチ袋の中身を考えると、これはこれで大変ですね。今どきのお年玉って、千円、二千円じゃ済まないでしょ、中高生にもなったら。
それも怖ろしい、まぁ、よかったよかった、いなくてよかった、そう思うことにしましょう。
年賀状も、用なし、お呼びでない、送りもしないが来もしない、となってずいぶん経ちました。
クリスマスケーキもツリーも贈り物も関係ない、パーティも教会にも出向くこともない。
というわけで今年の12月もいつもどおり、さっぱりしたものです。
……ちょっと寂しいかしら?
いいのいいの、これでいいの、煩わしいより、寂しい、が、いいの。
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