料理する、アンタは偉い! 料理食べる、アンタは正直!

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誰かのために料理する喜び…それは持ち合わせていないのだった…

料理を毎日する人は偉い。

マジで、つくづくそう思う。

毎日、料理する。独り暮らしならそれもしょうがない。でも独りなら、食べたくなければ、食べなくていい、思い切り手抜きもできる。

でも家族がいたら、そうはいかない。

自分は食べたくなくても、料理したくなくても、料理をする、誰かのために。

自分独りになったら、料理しなくなるかも。

でも今は、自分の好みより相手の好みを優先。

勿論、栄養や体のことも考えて。

夫のため、でも、それって結局、自分のためでもあるのよ。

そう言う奥さん、偉い!

 

料理? ああ、ダメダメ、嫌い、苦手、面倒。

やりたくないけど務めだと思ってやっている。

それでも「おいしい」と言われれば、うれしい、作った甲斐があるというものだ。

でも、そんなことは一切、言わない。

だのに「しょっぱい」だの「からい」だの、文句だけは言う。

料理嫌いなのに、夫のために、奥さん、アンタも偉い!

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「料理」今夜は何にしようか? 

それを考えると一気に憂鬱になるのだった……だから考えないことにした。

考えなくてもできる料理を回転、回転、グルグル回せばいいのじゃ。

1週間、2週間、お粗末メニューは回る回るよグルグルと。

またかよ、もう飽きた。

飽きたー、だと。嫌なら自分で作ってください。

 

最近、はっきりと気付いたことがある。

食事中に姉が言う。

「おいしい」

おいしい? それは何かと思えば…… 

豆腐、「冷奴」であった。

ま、いい。そんなことを気にしていたら毎晩、料理など作っていられない。

こうして食事中に、姉の「おいしい」が出た日、姉は食べ終えると、

「ごちそうさま」に、

「おいしかった」を付け足す。

食事中に「おいしい」が出なかった日は、

「ごちそうさま」の後に、

「もう、お腹いっぱい」が+される。

ある日は、たった、ひと言、

「ごちそうさま」

また、ある日には、

「…………」

(無言)となるのだった。

わざとではないのである。つい、態度に出てしまう、姉は正直者なのである。

そんな姉の反応が気になった時もあったが、今は、違う。

……今夜はどんな結果が……

「おいしい」、それとも、何が出るのかな?

……咀嚼しながらそんなことを考えていると何だか可笑しくなってくるのだった。

笑える、笑ってでもいないと、料理毎日は、やってられないのである。

因みに今夜のお言葉は?

「ごちそうさま」ひと言でした。

と、思ったら、その後、蚊の鳴くような声で、取ってつけたように、

おいしかった

ましたー。

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