やっと眠れたと思ったら、すぐに目が覚め、何だか知らないが、思いだしたくないことを思いだし、ああ、気分、沈没。
加齢して最近は自分の歳も、時々、あれ? 今年、私はいくつになるの? なったの?
……うーん。でも、まぁ、公的書類でもあるまいし、いいじゃないの、テキトーで、もう、この歳だもの、1つや2つや3つや4つや5つ、細かいことにこだわるな。
歳にとらわれて、年相応もつまらない。せめて気分だけでも若々しく、若くありたいものだ、そうだそうだ、エイエイオー!
こうして時々、思い立ったが吉日? 老いにのまれそうな自分を鼓舞しているのだった、はぁ~。
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姉にとって、今日14日は6月に入ってから初めての外出日となりました。
どこへ行ったか? いつものスーパーに決まっているでしょ。
広い店内をいつものようにカートを杖がわりにウロウロ。そして、しばらくして気が付いた。
姉のカートにあるはずの姉の杖がない、姉はそれに気が付いてない。カートを杖がわりにしているので杖の存在を忘れてしまっているのだ。
さあ、大変、この広いスーパーのどこに置き忘れてきたのでしょうか? 今まで歩いたところを戻るか?
イヤだイヤだ、それはイヤだ。ではどうするか? とりあえず買うものをカゴに入れ、最後にサービスカウンターで訊いてみよう、杖の忘れ物を。
で、商品を3つのカゴに詰め込んで、とりあえずサービスカウンターへ。有難いことに杖は届いておりました、助かりました。
で、次は会計のためレジに向かいます。すると姉が私とは反対方向へと進み、
「こっち、こっち、こっちの方が近い」と私を呼ぶのです。
近い ? ? ? ……違うだろーーー。そっちはレジの外、会計済んだ人が商品をマイバッグに詰めるとこ。
私たちはまだ支払い済んでません、レジ通していません、帰れません。
何ていうの? こういうの? カゴヌケ?
ちょっとー、それはまずいでしょ、テレビで視たことあるでしょ。そういうことすると店の裏に連れていかれて、警察、呼ばれちゃうのよ。
「ああ、そうだった。やだ、まだレジ済んでいなかったのね」
老姉妹、ボケたふりしてカゴヌケなんて、シャレにならないわ、勘弁してよ。
……ボケたふり? 本当にボケてるじゃん、冗談じゃ済まないわ、この歳にもなると、もう笑えないのよ。
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