「家事・非協力亭主」/「歳をとったら痩せない方がいい」さすが説得力がある

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今は、顔より体、筋肉、そして足!

今日は暑かったけど、少し歩いてきた。ウッカリサンの家の前まで来ると、彼女が庭木の手入れをしてた。

今日は仕事が休みだと言う。折角の休みだというのに、この暑い中、よく働くね、偉い、偉い、アンタはエライ、そう褒めたたえた。

すると「だって誰もやってくれないんだもん」、と、また同じことを言う。

「(夫は)庭木なんてものは、切ることはない、雑草だって、取ることはない。自然がいいのだ、自然にまかせていれば、木は切るな、手入れなんてするな」、いつも、そう言っているらしい。

実際、木を切ると怒るらしい。だから亭主の留守の間にこうして庭木に手を入れ、草むしりなどをしてるらしい。

「自然にまかせていたら、どうなると思ってるのよ」ウッカリサンはオットリサンでもあり、優しくて怒らない人なのだ。

そんな優しい人が、そう言って怒っている。

奥さんに甘えちゃ駄目よ、怒らせたらマズいわよ。この家事・非協力、全くしない亭主は、それをどこまでわかっているのだか。

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で、どうなの? ダイエットの具合は?

「ぜーんぜん、ダメ、太ってる」

薄着の季節だからね、そうね、言われてみればね、お腹、ちょっと出てきたような。

勿論、そんなこと言いません、口が裂けても言えません。

でも、お変わりなく元気そう、体力ありそう、ちょっと羨ましい。

で、思うのですけどね。シニアになっても、痩せたい、ダイエットしてる、そういう人って、私から見れば、とても元気そう、エネルギーありそう。

小太りのほうが長生き、ちょっと太目のほうが大病や手術にも耐えうる体力がある、そういうじゃありませんか。

まぁ、シニアの「痩せたい」にも人それぞれ、色々な理由があると思いますが……。

で、家に帰って、姉の病気のことやウッカリさんの話をしてますと、姉が「歳をとったら、痩せないほうがいい」しみじみそう言いました。

姉は70過ぎて、10キロ以上痩せましたから、それはそう思うでしょう。

でも、もう太れません、太りたくても太れません。痩せただけでなく、一気に見た目年齢も大きく上がってしまいました。

フレイルと栄養不良で、体重とともに筋肉が落ちてしまったのが何と言っても大きい、この代償は大きすぎました。

ですから歳をとったら、枯れ木になるより、ちょっとポッチャリ、そのほうがいいと思いますです、はい。

痩せるなら、しっかり栄養とって筋肉つけて、今より健康に! ならなければ! そう願いますです、はい。

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