知ってる人に会わないよう注意を払いゴミを捨てに行く。だが、先日は、ボラ友に出会ってしまった。出会ってしまった以上は覚悟を決め立ち話。4月のボランティア活動はコロナのため流れた。活動がなくなったのは、よかったね、と、ここまでは良かった。
だが、コロナ休日が続いて退屈してきたボラ友は言う。この連休に、歩いて1時間? ほどの、???寺へ行かない? その寺は、今、牡丹の花が見ごろらしい。
ちょっと待ったー、それがいけないのよ。この時期に、そういう不埒な人間がいるから、何の罪もない花を無残にも切り取らねばならなくなるのよ。
なんてはこと言わないけど、それ何より、私を誰だと思っているのよ、花より団子様なのよ、歩く先に店がないと歩かないババアだわよ。
望んでも3密にはなりえないその無名寺、そのそばに、何か店はあるのか? と問えば、ボラ友「ないないない、なーんにも、ない」と答える。
なーんだ、だったら行かないよ。花と団子がセットじゃなきゃ。それもこんな時期に、でも、そうは言えない気弱で大人な? 私。
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急に誘われてもね……どうやって断ろうか? うーーーん、うーーーん、お口モゴモゴ、断る理由が浮かばない、困った。
何とか話題を変え、とりあえずこの場を去ろう。すると、別れ際にボラ友「電話する」と言う、牡丹寺に行く話を忘れていないようだ。
誘われるうちが花、声かけてもらえるうちが華。断るエネルギーも加齢のため涸れてしまった年寄りは、誘われたら、とりあえず、誘いに乗ってみる、これをモットーとして暮らし1年? 2年? 3年? ですが、でもでも、もう充分。
このモットー疲れるわ、疲れたわ、で、面白くも楽しくもないのでござる。それどころかストレスになってきたでござる。ひとり引きこもり、それでいいじゃないか。
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