たまに、もーれつに、どこか遠くへ行きたい

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 ♪ ダバダバダダバダバダ ♪ 『男と女』1966年
主演のジャン=ルイ・トランティニャンも先日、亡くなりました91歳でした

女優? タレント? の「杏さん」が子供を連れてフランスに移住。そんな記事を見まして、思い出しました。

ワタシも「フランス」うーん、フランス、その、おフランスにモーレツに心奪われていた若き日があったことを。

フランス映画を観、本を読み、フランス語も習ったりしちゃってね、憧れカブレしていた若き日々、でも、現実、フランスに、行ったのは、20代の時に1回だけ。

30代になったら、いつの間にか、おフランスのことはすっかり忘れて、興味も関心も行先も全然違う場所へ向かっておりました。

しかし、フランス、ああ、なんて懐かしい甘やかな響き、なんて若かったのでしょうか。

そのフランスへ移住? 今? 無理無理、お金があっても、もうそんな気力も体力も興味も情熱もありませんがな。

ですが、たまに、モーレツに、旅行ではなく、ここではない、どこかへ、どこか遠くへ行きたい、無性にそんな気持ちになりましてね。

するとあの昭和の名曲『 遠くへ行きたい 』が聞こえてきまして、ひとり口ずさんだりして、ああ、どこか遠くへ行きたーい、しみじみ、そう思ったりするわけです。

しかし、現実、どこか遠くへ行くとなると「支度」があります。若い時はその「支度」からワクワクしたものですが、今は、えーっと、えーっと、ああ、面倒ですね。

帰ってきたら荷物をほどく、これがまた超面倒、そんなことをつい考えてしまうワタシはなんて歳をとったのでしょうか。

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機内誌の世界地図を見ながら、

死ぬまでにどれだけ行けるかな、元気なうちに行けるうちにどんどん行こう。

そうしよう。

そう言っていた遠い昔、月日はあったいう間に過ぎに過ぎ今のこの現実は……しかし、それでも、たまに、ふと、無性に、わけもなく、計画も無しに、ふらっと、

知らない街を歩いてみたい、どこか遠くへ行きたい。

モーレツにそう思う日が、そんな時がやってきます。

 

先ほど、「マドンナ64歳」、そんな記事を見まして、うーん、64歳か、うーん……。

マドンナと自分を比較しても、それがなんだ、それがどうした、比較する方がおかしい、となるわけですが、それでも、うーん、考えさせられるものがあります。

考えさせられる、考えること自体が面倒になってきた加齢脳には、それも大事かもしれません、加齢脳にはもっと刺激を!

しかし、速い、時の経つ速さはマドンナも同じ。それを思うと、「ああ、こうしちゃいられん」のですが、どうすりゃいいの? 

虫の声を聞きながら、年寄り、しみじみ、月日の流れに思いを馳せる9月、初秋の夜であります。

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