心配してくれる人がいる。それだけで元気100倍

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人でなくても、情けは身に沁みる

昨日は病院の日だったけれど、行かなかった。今のところ検査も治療法もなく薬の受け取りだけだし、薬ならたくさん残っている。

痛みは無くなりはしないけど、低値安定、そんなところか。今日は涼しかったので3ヶ月ぶりに自転車に乗り、野菜を買いに行った。

ペダルを踏みだすとすぐに、太ももの筋肉の衰えを感じる、転倒に気を付けろ、ちょっと危なっかしい。しかし、久しぶりの遠出は? とても気持ちがいいものだった。

帰って来てから今度はゴミを捨てに行く。ごみを捨てトロトロヨロヨロ歩いていると、「こんにちはー」と声がする。

誰? 見れば窓から S さんが顔を出し手を振っている、そしてすぐに家から出て来た。「久しぶりね、どうしてた? 最近まったく見かけないものだから……」

そうなの、実わね、ワタシの脚が、と、これまでのいきさつを話す。彼女は、ずーとワタシの話を聞いてくれ、そしてとても心配してくれた。

彼女の親戚にも股関節の手術をして、今は杖無しで歩けるようになった人がいるらしい。で、その人が手術したのは70をとっくに過ぎてからだったという。

そんな話を聞いたら、手術も、ありかも? と俄然、勇気が湧いてきた。

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他人ではあるけれどこうして心配され、優しい言葉をかけられ、励まされ……すると、なんか、ありがたい、というか、その優しさがジーン、ジワーッと身に沁みてきてね。

たとえそれが他人でも社交辞令であっても心配してくれる、話を聞いてくれる、優しい言葉をかけてくれる、そういう人がいるだけで、気分が晴れる、軽くなる。

なんかつくづくしみじみそう思いましたです。そして彼女と別れてからは気が晴れた分、痛みも、足取りも軽くなったように感じたものです。

で、思いました、人には親切に、優しい態度で、感じよく……でも、嫌いな人には? 無理は禁物、嫌いが増幅しないよう余計なことはしない、ではないでしょうか。

で、帰りにですね、彼女の家の庭になっている「ライム」、これをもいで10個ほど袋に入れ持たせてくれたのです。

もう、感謝感激、嬉しい―! ワタシは、こういったものが大大大大大好き、カボスとかスダチとかユズとか、もちろんレモンも。

で、早速、今夕、缶酎ハイにライムを絞り入れる、うーん、贅沢ですわよ、これ。お店で買ってたらこうはいきません。

というわけで今日は外に出たおかげで元気になれました。しかし、人間って、ほんのささやかなことで落ち込んだり元気が出たりするものですね。

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