妹の「お母さん」? よくもまあそんなことを「鈍感オヤジ」

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「年齢」猫にはわからぬ、この厄介なもの

今日はボラ活の集まりあり。すでに退会した私ですがまだ返却する物があったので、ちょっと顔を出す。

そのつもりが、暇あり、お喋りに飢えている私は、結局、最後まで居残ったのでありました。

参加者はいつもどおり、ほとんどシニア。暖房は入っているが窓は開けよ、会話はできるだけ控えよ、勿論、全員、マスクせよ。

ああ、それなのに。

マスクしてても美人はわかる、マスクしようがしまいが美人は美人、それが美人というものだ。

そうでない人はマスクしてもしなくても、そんなもの、というものだ。

シニアになると、マスクで顔の下半分が隠れることによって、実年齢より若く見える人がいる。

が、マスクしようがしまいが、関係ない、そのまんまという人もいる。

相手がシニアの場合、マスクしようがしまいが、いくつであろうと、いくつに見えようと、余程親しくない限り「歳」に関する話はデリケート、で、ビミョー、だからしないに限る。

「えー、うっそー、とてもそのお歳には見えませんわ、お若い」なら、いいけれど、その反対は絶対、絶対、やめてくださいよ、言わないでよ、お願いしますよ。

まぁ、女の人はまずそんなこと言いません。しかし、オヤジには、たまにいるんですね、ポロッと、で、「悪気はなかった」それで済むと思っとるのか。

で、今日もそんなことがありましてね。姉70代半ば、妹60代後半、で、この姉妹を母と娘と勘違いしたオヤジが。

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勘違いしても言葉にしなければ問題ありませんが、言っちゃたわけですよ、「お母さん」って。

おかあさん…………。

その姉妹も、そばでそれを聞いていた私たちも、一瞬??? えっ? おかあさん? なに言ってるの? 誰のこと?

そんな周りの反応は知ったこっちゃない、空気を読めない読まない鈍感オヤジは喋り続け、で、私たちは理解したのです。

ああ、この姉妹を、母娘と間違えている。と。

でも、ちょっと、いくらなんでも、それは、ないでしょ、と思うでしょ。

60代の妹さんだって、どこからどう見ても3、40代には、見えませんですわよ、当たり前ですが。

だったら、このお姉さんはいくつに見えたわけ? という話ですよ。

で、それを聞いた私たちはどう反応すればいいわけ。みなさん、ちょっと言葉、失ってしまいましたですよ、冗談では、済まないですわよ、どうしてくれんのよ。

でも、妹の母親に間違われたお姉さん、

「こんな娘、産んだ覚えありません」とか何とか言っておりましたが。

なんか考えさせられてしまいました。いくら自分では常日頃、「もう歳だから」なんて言っていたって、赤の他人に60代の妹の母親に間違えられたら……。

もうショック、自分だったら……しばらく立ち直れない。そして妹さんだって、ちょっとね、困っちゃいますよね、あの鈍感オヤジのせいで。

「20代の娘と姉妹に間違われたの」であれば、母は喜び庭駆け回り、それを聞いた赤の他人は陰で笑い転げますが、姉妹が母娘に間違われたでは、喜ぶ人も笑える人もおりません。

「もう歳だもの」「もうこの歳だから」「もうお婆さんだし」、年寄りがそう言ってもですね、「そうね、本当に、お婆さんだものね」なんて応えちゃいけませんよ、絶対。

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