「いつもお綺麗さん」は、やはり、いつも何でもお綺麗にしてる人だった

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綺麗な人が料理も綺麗に作る、そうはいかない。

今夜もグラスを割ってしまった。去年からグラスばかりいくつ割ったことだろう。何だってこうも簡単に割れるのか。

自分の不注意を棚に上げ、グラスのせいにしたい。そんなに割ってばかりなら、小児用プラスチックのカップを使え! 情けない。

でも、これって不注意だけの問題だろうか? 歳のせいもあるのかも? 握力? 指先に力が? なんか自己嫌悪。

 

昨日スーパーで H さんとバッタリ、で、立ち話した。って書いたけど、その時、M さんの話もでました。

この M さんが以前書いたことのある「いつも、お綺麗70代ご近所さん」であり、先日、H さんと一緒に歩いてる後ろ姿を見かけた人でもあります。

そして H さん宅と M さん宅はすぐ近く。

で、やはり思った通り、いつもお綺麗にしている人は、家にいる時でも、出かけるようなきちんした格好をされているようです。

そして髪もご自分でカット、染めもされているとのこと。髪だけでなく家の庭木も草もぜーんぶ1人でカットして抜いて、その手入れの行き届いていること。

そしてお正月に子供たちが帰ってきた時も、1日3食、ぜーんぶ、母でもある M さんの手作り。

テーブルの上には、味はもちろんのこと丁寧に作られた、見た目も美しい料理が何皿もも並んだことでしょう。

料理も手を抜くことばかり考えているという H さんと私は、すごいわね、元気ね、よくやるわね、を繰り返すばかりです。

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そして H さんは言います。

「私なんか、普段着もヨソユキもないわ、最近はどこ行くにも同じ格好。少し前では都心に出て買い物したりブラブラしたりなんてこともあったけど、今じゃそんな気も、ぜーんぜんなくなっちゃって、行きたいとも思わなくなったわ」

うーん、それ聞いて……なーんか、わかっちゃったのよ、H さんのその気持ちが。

でもね、本当はね、わかりたくなんかないのよ、なかったのよ。

今、杖ついてるとは言え、まだ、そこまで婆さんじゃないつもりよ。

でも、コロナ禍生活が長引いて、家籠りが当たり前になり、そしてこの寒さ、で、脚のこともありーので、出かけることは、出かける先は……。

……そして気持ちまで萎えちゃって冷えちゃって……ああ、ダメだダメだ。

H さんと「そうよね」、何て言ってちゃダメだ、わかってちゃダメだ、人は感情から老いるのだ。

それより、70代、ひとり暮らし、いつもお綺麗 M さんを見習おう、真似しよう。

できるかどうかはわからんが、いつも心に太陽を! そして M さんを思いだそう!

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