今日はいい天気でした。こんな日は外に出て、心も虫干ししましょう。ふさぎの虫はお日様が嫌い、だそうですから。
そして歩かなくてはいけません、体、動さかないと関節は拘縮し余計に痛くなるんですから。
ということで図書館、そしてスーパーへと。変わり映えしませんが、それでも今の私には貴重な気晴らしと言えます。
で、買い物してレジ終えて袋に詰めて、ああ、疲れた、ああ、ドッコイショ、で、先ほど購入した冷たい飲み物でちょっと休憩。
そしてスマホをとり出し……うん?……なんか嫌な気配……。
「ここでいいわよね」「その椅子持ってきて」……隣の席にオバチャマが……3人も。
あーあ、ガッカリ、でも、1人はすぐどこかへ。残る2人は座ると同時にお喋り炸裂。
声がデカいである、ちょっとうるさいである。うーーー、でも、話が笑えるのであった。
オバ A「太っちょだからね、云云かんぬん」
オバ B「そんなことないわよ、太ってなんかないわよ、全然、ふつうよ、ふつう」
私はサンバイザー着用、そして下を向きスマホ、だからオバチャマたちの容貌、容姿の詳細は目に入らない、でも、耳にーーー。
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ああ、辛抱たまらん、顔を上げずにはいられない。で、何気ない振りして、顔を上げ、まず斜め前に座るオバ A を見た。
あっ、オバ A と目が合ってしまった、これはマズい、即座に下を向く。でも、そのお姿、しかと瞼に焼き付いて。
うーん、確かに、その胴囲、軽く1メートルは超えてる、か。
そして、ちょっと時間をおいて、今度は私の右横側に座る「フツウよ、フツウ」と言ったオバ B を盗み見る。
こちらはオバ A より背は低そうだが、胴囲はオバ A を超えている、か。
「太ってなんかないわよ、フツウよ、フツウ」なるほど納得。
そしてオバ A、バッグから(購入した?)生地の薄そうなピンクっぽい丈の長い T シャツをとり出して、
「こういうのが好きなの。これからの季節にいいでしょ、体型も隠れるじゃない」
……そうは思えませんが。
この太目のオバチャマたちは私と同年代か。
ちょっと太り過ぎ、と言えないでもない、けど何だかとても元気そうです。
で、最近、思うのですが、歳とったら、痩せより太目の方が、元気そう、エネルギー量、多そう、体力ありそう、体温高そう、頼りになりそう。
そう見えます、そんな気がしますです、はい。
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