この出版不況にあっても、書くもの書くもの売れ続ける、和田秀樹氏。
またか、ではありますが、
『 東洋経済オンライン 』
和田 秀樹 の意見 (一部抜粋)多くの不安を抱える高齢者を診てきたなかで、「なるようにしかならないのだから先々の不安、心配はいらない」というのがわたしの持論です。
そして、これは誰もが知っておいたほうがいいと思いますが、先のことを心配していい対策が見つけられるのならそうすればいいのですが、それが見つけられないなら心配なんてしないほうがいいのです。
先のことは、誰にも予想がつきません。予想がつくと思っているのは、人間のおごり高ぶりです。
まあね、そうかもしれませんが。でもね、はい、そうですか、わかりました。では今日から思い煩うのやめましょ、はい、やめました。
できますか? それができないから、アナタの本が売れるのではないですか?
と、つい、そんな皮肉の一つも言いたくなるカワイゲのない年寄りです。
あーあ、それにしても1日中家でゴロゴロ。
しょうがないわね、この暑さだもの。
でも、2年前までこんな暑さの中、駅まで歩いて電車乗って、また歩いて、職場に着いて仕事して、また電車乗って、帰宅するのは9時近く。
そんな生活をしていた。でも元気だった、職場でも近所でも元気元気と言われた。
で、この季節、花金は仕事帰りに呑み、休日は、まだ外の明るいうちから呑む生ビーや缶チューの、ああ、うううううんまい! 生きててよかったー、生き返ったー。
あの、感動、感激は、今は、もうどこにもない。
たった2年前だけれど、あの頃が懐かしい。そして、今とは比較できないほど、気持ちも身体も若かった、そんな気がする、間違いない。
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で、その2年後の今、毎日、夕飯の献立に、うううううんざりーな私。
暑いから、今夜は「冷やし中華でいい?」と姉に訊けば、
「いいわよ、冷やし中華で。暑いから『火』使わなくて済むしね」
はぁ~あ、冷やし中華はどうやって作ると思っているんだぁああーーー。
なんてことは、聞かざる、言わざる、年寄り黙って冷やし中華の具の用意。
そして麺を茹でながら、冷蔵庫からよく冷えた缶ビーをとり出し、グラスに注ぎ、立ったまま、グビ、またグビ。
うーん、なんとも……何と申しましょうか。
うううううんまい! それはどこ行った?
あの頃と、同じ缶ビー、缶チューなのに感動も感激も今千、万なのだった。
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