ご無沙汰しております。
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
私? 私は元気ですわよ。毎日、食っちゃ寝の変わり映えしない日々ですがね。
食っちゃ寝して、ボーーーしてたら、あらら、11月も7日になっておりました。あーあ、どうすんの? あと少しで12月ですぜ。
どうすんの、どうすんの、ボーーーな頭でも、さすがに12月と聞けば何だかちょっぴり……焦りにも似た思いが。
と同時に…………ため息のひとつもふたつも出てしまう、この齢、今日この頃なのであった。
ブログの更新は2日、3日休むと自分のズボラさを改めて思い知らされ、自責の念にかられたりと、精神衛生上、あまりよろしくない。
が、1週間も休むと、更新しないが当たり前となり何も感じなくなる、解放感さえ得られたりして。
が、しかし、こんなブログにも毎日、訪問者ありーの、はたまたクリックまでしてくださる心優しき奇特な方おるーの。
ありがたいこっちゃ。で、よーし、書くのじゃー、その気になるーも、その気が続かないーの。
これも歳のせいかしら? そうよ、そうよ、全ては、歳のせいにすればいいのよ。
ある日、夕飯を終えいつものように姉とテレビを見ておりました。それは料理に関する番組でした。その中で、ある人の作る料理を見て姉が言います。
「この人は、料理のセンスがないのよ」
よりによって、アンタに言われたくありませんわよ。と、こみ上げる笑いをグッと堪える老妹でした。
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昔、昔、あるところに「キタナイモノは見たくないのよ」と、のたまうバアサンあり。このバアサンのことは、ずーと昔のブログに書いたことがある。なので細かなことは勝手に省略。
そのバアサンの言うキタナイモノとは?
そのバアサンは、ジイサン、バアサンが大嫌い。年寄りは、キタナイ(見た目)、クサイ(加齢臭)と言う。
何を言っとるか、失礼な。アンタこそが、その毛嫌いする、年寄りであり、バアサンのくせに。
と、その人のことをバアサン呼ばわりしていた当時30代だった私も、相当失礼な女であった。
あれからそれから時は流れ流れて、無情にも? 今の私は、当時のあのバアサンの歳をとっくに越えてしまった。
バアサンは年寄りを毛嫌いしたけれど、その毛嫌いする年寄りに、近い将来の自分を重ね、拒絶反応を起こしていたのかもしれない。
とはいえ、当時、あのバアサンはいくつだったのか? それは誰も知らないのだった。「見かけより、ずーと若い、らしい」「そんなことある、はず、ない」と意見は分かれた。
だが、今、自分がこの歳になって思うことは、あのバアサンの正確な歳は知らなかったけれど、バアサン? そんな歳ではなかった、それだけは言える。
バアサンそう思えたのは、そう言えたのは、自分が若かったから、ただ、それだけ。
そして思う。バアサンになった今、キタナイ婆さんには、やはりね、なりたくないわね。
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