少し前に職場の健康診断を受けさせられました。
結果はどこもひっかかるところはなく、まぁ、一安心ではありましたが。
が、体重の予想外の軽さに、「えー、嘘だ」と思わず大声を上げてしまったおばはんです。
看護師さんもこれには驚き、「ええっ、そうですか? では、もう一回測りましょう」と言って測りなおしてくれたのですが、結果は同じ。
そりゃ、そうでしょう、この身長体重計は自宅のとは違って最新機器ですわよ。間違えるはずがありません。けどね、ちょっとショック、かなりショック。
けれども職場には私よりずーとずーと痩せている人がいるのです。
いつも、その人を見るたびに、いったい何を食べているのだろうか、こんなに痩せていて大丈夫なのだろうか? 健康上の問題はないのだろうか? なんて思っていたわけですが。
でも、意外なことに、この人、歩く姿が実に力強く、身長の割には歩幅が大きく、速度もかなり速い。で、普段の動作もきびきびしている。
へー、意外だわ、風に飛ばされそうな頼りない体つきなのに、歩く姿は見た目の印象とずいぶん違うのね、なんて変な感心もしていたのです。
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で、今日のこと、職場に着いて年下の同僚と挨拶がてら、「こう暑いと、おばはん来るだけでバテちゃうわ」なんて話をしていたら、
「でも、元気ですよね。いつも来るのも早いし、歩くのも速いし、肌もツヤツヤ、ほんと、元気ですよ、何かしているんですか?」
えー、これにはおばはん驚いた。
先日の電車の中のオバサンのセリフじゃないけど、
「一生懸命、歩いているのに、ちっとも進まないの」
歩くの速い? 本当か? 出社も早い?
年寄りは動作はノロいが気はセクの、だから早く来ちゃうの。
でもね、お世辞でも、嬉しいわけね、お肌ツヤツヤもね(シワシワなところは服で隠しているからね)。
でもね、「元気ですね」が嬉しいなんて、それこそ、加齢なる証拠だわね。
若い時に「元気ね」なんて言われたって、
「何、言ってんの、このおばさん」って感じでしょうが。
お肌ツヤツヤだって、
「若けりゃみんなツヤツヤよ」ですよね。
まっ、いいわ、明日は週末金曜日、チカレタビー。でも明日も元気に元気なふりして、また袋物引っ提げてえっちらおっちら行って帰ってくるわ。
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