いつ頃までだったかな、年下、若い人と一緒にいても違和感をあまり覚えることもなく、若さが持つエネルギーのおこぼれををいただいたり、また、新しいものへの関心、興味を駆り立ててもらえた。
でも、もう今は若い人と一緒は面倒くさい、疲れるようになった。
若さを吸収するどころか、エネルギーの涸れ始めた加齢なる心身にはわずかに残されたエネルギーさえも余計に消耗しそうな気分になる。そして自分の老いを余計に感じてしまうようになった。
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その点、年上の人はいい。80代でも超絶美しい岸恵子さんや草笛光子さん、高嶺の花は見るだけで目の保養になり、図々しいが生きる希望にもになる。
低嶺の花なら市井の中で逞しく生きる高齢のおばちゃん、おじちゃん。こういう人を見ると自分の不甲斐なさにカツを入れてもらえる。
カラ元気でも何でもいいのよ、この際、加齢なる下がり気分を上げてくれる人や物、他力本願でも一時的でも、こうしちゃいられない、と思わせてくれる高齢者は私に元気を与えてくれる人たちであります。
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