寝正月を決め込んだ冬休みが始まったというのに、連休1日目の今日は5時間さえも眠れず。それでも休みということだけでテンションだけは上がる。寝不足も感じず、シャキッ、パキッ、先ずは洗濯をする。
それが終われば、家コモリ・ズボラ・寝正月のための食料品の調達だ。スーパー大好き、スーパーだけでなく、たとえ買わずとも店をうろつくのが好きなおばさんはいまだ健在で、これだけは若い時とあまり変わりない。
見るだけ、買わないという、制御心は若い時にくらべると非常に強くたくましくなった。これは喜ばしいことなのか、加齢のせいか、そんなことはどうでもいいけれど、総体的に女の人はたとえ90になっても金額の高低にかかわらず買い物が、好き。これは男の人には永遠に分からないだろう。
だから金に糸目をつけながらも店内をグルグルウロウロする、全く飽きない。しかし、お正月といってもそれらしいものは何も買わない、餅さえもパスである。
スーパーは元旦から開いているというのに、いまだ、今日、今、買っておかなければ年が越せない、餓死する、そんな焦燥感に駆られてしまう生まれも育ちも昭和な古い人間でもあった。
しかし商品をかごに入れるときの快感、高揚感は、支払いの金額を見てすっかりしぼんでしまうおばさんでもあった。でも、この冬休みは食のリセット期間、健康のためと自分に言い訳をする金銭にシビアなおばさんでもあるのだった?
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以前タクシーに乗った時に運転手さんと消費税の話から、お金の話になった。運転手さんが言う。毎月のケータイ代も1年3年5年と経てば結構な金額になる、それほど使っているわけでもないので、もう手放したらどうか、そうすれば、その分、浮く、それをコツコツ貯めたら? でも、これって、そうはならないんだよね。
そうなのよ。止めたところで手放したところで、決して、そのお金は浮かないし、そのお金は積もらないのよね。
これは煙草や酒、趣味、道楽なんにでも言える。〇〇を止めてその分貯金していたら、今頃、家が2軒、3軒、建っていた、とか高級外車が買えた、とか言う人がいるけれど、それは、あくまで、たらればの話、現実はそうはならない、ならないから何とでも言える。
お金はどこに消えちゃうのかなー、と運転手さん。本当にね、こんなに愛しているのに、この心、金知らず、どこに行ったのかしら、って今日の買い物は全部お腹の中。
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