「やだ、年寄りみたい」みたいぃぃいいー?

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手? 物を掴めれば、それでいいじゃないか


 若い時から乾燥肌の私。でも乾燥肌ゆえ、肌理は細かい。肌きれいね、つるりん、ゆで卵みたい。若い時はよくそう言われたものじゃった。(ほんとか)

最近だって、(年寄りの言う『最近』『この前』『こないだ』は10年、20年前である)「すごい、毛穴が全く見えない」なんて年下女性に言われたこともあるのでござる。(ほんとか)

大事なことは忘れるが、こんなことはよく覚えているのである、これも歳のせいなのである。で、乾燥肌は加齢とともに干上がって、おまけにコロナで手洗い、消毒で、シワシワカサカサの手老化、まるでマジで年寄り、より年寄りになってしまった。

 

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自分の顔は、普段、自分では見えないものだから、見えないは無いも同じということで老顔も鏡さえ見なければ、いちいち動揺、落胆、失望せずに済む。

だが、見たくなくても、知りたくなくても、見えて、見てしまう、知ってしまう、のが、なんである、あいである、「手」なのである。

自分の手だけでなく、この手、誰の手、他人の手、それは本人の意識以上に見られていたりするものだ、と、私は思っている。

だから、何? それが、どうした? この手がなんだ? 文句ある? と言われれば、はい、どうでもいいことです、気になさらずに、ではありますが。

で、ここでふと思う……こんなことを何度書いたことか、と記憶の扉が開く……ような……だが、加齢脳はただモヤモヤするだけで、書いたのか、ただ、思っていただけなのか、思い出そうとすればするほどこんがらがってくるのであった。

まるで、年寄りみたい。でなく、年寄りそのもの、ではないか。今さらジローですが。

 

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