昨夜は、「久しぶりだね~」で、夫と口を効かない彼女と駅まで一緒に帰る。途中、居酒屋の誘惑にめげそうになったが、「もう少し我慢しよう」で意見が一致、この騒ぎが一段落したらパーッとササヤカにいきたいものだわよね。
中高年の命を脅かす想定外のコロナ危機、コロナでさえもこの冷え切った夫婦の溝を埋めることはできなかった。冷え切った夫婦は今では氷河期に入り、この先、何があっても、自分の気持ちは変わらない、揺るぎない、凍結された、ということらしい。
うーん、立派というか、強いというか、何と申しましょうか、そこまで冷めてしまった人と一緒に暮らす、それには相当の根性と忍耐力がいりますわな。しっかり食べて良く寝て、心と体、整えてください。とりあえず、そう言って別れた全然ハナじゃない金曜の夜。
彼女と駅で別れエスカレーターと階段を使い電車に乗る。下り階段の先に中年? 高年? オバサンの頭のてっぺん、後頭部が目に入り視線を外せなくなってしまう。
髪はよく染まっているが、毛量が減少し、地肌が透けて見える。また染毛剤で地肌まで赤く染まってしまった感もあり。
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また着るものにも気遣いがお洒落心が感じられる50前後の女性。前からでは白髪の存在は感じられないのに、髪を後ろで結わえた襟足のおくれ毛のあちらこちらに白髪が。
あーあ、残念、努力が一瞬にして水の泡。これって、とっても、オバサンくさい。自分でヘアダイするならば頭の後ろ、それと襟足、自分で思う以上に人目に付くのじゃ。
あれもそれもこれも、自分じゃ見えないからなのよ。自分で見えないからいいじゃないの、知らぬが仏であるけれど、が、しかし、知っている人に見られ、こちらの年寄りくささを、再認識されるのも、実に、面白くないったらない。
だったら自分の姿をグルッと365度、常に意識せよ! ではあるけれど、パパラッチに追われるセレブリティじゃあるまいし、そんなことやってられますか、この歳で。
ああ、わかっちゃいるけど面倒が先に立つ、そんな歳になりました。それでも、こうしてああして人のフリ、ナリ見ては、年寄り臭いはいただけない、とは思ってみたりはするものの。
厚かましくも「美しさ」なんては言わないが、せめて小綺麗オバサンをキープするためには精神的、肉体的、経済的、これらの「持久力」を持たねばならないわけですわな。
あーあ、疲れますわな。あーあ、それにしても逆プリン頭、よわったね、毛量、減った割には、伸びる速さは変わらないような、逆ならいいのに、ったく。
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