おばさん勝手にイライラする

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あぢあぢあぢー「三密」頼まれたってイヤなこったい

 

あぢあぢあぢー、この救いようのない暑さにもう欲も得もなく、見栄も洒落っ気もあったものじゃない。そうは言っても今のところ食欲も体重も落ちずコロナからも逃れ、全然たくましくはないが、とりあえず生きている。

日の落ちるのが早くなった。が暦の上でいくら秋になろうともこう暑いと、身も心もすっかり夏枯れじゃ。が、♪ 乾いたこの花に水をあたえてください~ ♪ すると、またヨロヨロと息を吹き返す、結構しぶといじゃないか。

 

夏休みに入ったせいか、行きの電車が期待するほど空いていない。仕事に向かう人でなく帰省する人、旅に出る人、繁華街に遊びにいく若者、子供の姿が目に付く。

で、この混み具合に文句の多いおばさんは乗車のたびにイライラ、カッカと熱くなり、無駄にエネルギーを消費させてしまうのだった。

乗車したとたん、人、人、に、ああ、もう、うんざり、がっかり。で、空いている車両を目指し座席を探す。ありましたよ、中年むさ暑苦しき男と若いオネーサンの間の席が、おばさん躊躇なく座る。

 

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左隣の中年男はちょっと暑苦しいが、まぁ、どうでもいい。ところが右隣のスマホに夢中のはたち前後、色白むっちりオネーサンがどうにも気になる、気になってしょうがない。

このオネーサン、服から出た腕と足に虫に刺されたような赤いポツポツがいくつもある。痒そうだな、と思っていたら、オネーサン、体の色々なところを掻き始めた。

掻くというのか掻きむしる、と言った感じ。服から出ている腕や脚を掻くくらいなら、どうってことないのだが、このオネーサン、掻き方も掻く場所もどんどんエスカレート、そして今度は頭も加わってボリボリガリガリ。

凄まじいんだ、その掻き方が。ひどんいんだ、ひどすぎるんだ、あられもないんだ、その姿が。おばさん、ギョギョッ、ここに書くのはちょっとためらうほどなんだ。

しかし、本人はスマホと掻きむしり作業に夢中のため、他人の視線など我関せずの別世界。ズボンはけ! 救いは向かいの席がオバサン、オバサン、オバアサン、皆さんよく眠っていたことです。

掻けば掻くほど痒くなる、という悪循環に陥ってしまったかオネーサン。で、隣がボリボリガリガリするほどに居心地の悪さが増すおばさん、体までなんか痒くなってきたような、ああ、イヤだ、イライラしてきたぞ。

もういい、オネーサンが下車しないのなら、私が席を移る。で、また空席を探して別車両に移動、混んでいる。すると、次の駅で空席確保、座った途端、目に入ったのは向かいの席の、これまたさっきの掻きむしり女と同年代、体型もよく似た色白むっちりオネーサン。

スマホ片手にうつらうつら、で、この子が前ボタンのワンピースを着ているのだが、スカートの裾が割れ、むっちり太もも、がーーー、ああ、もう、どうするか、さっきのオネーサンといい、こういう無防備、無神経は。電車で眠るな、眠るならズボンはいてこい!

痒みが移るんだ、暑苦しいんだ、目のやり場に困るんだ、おばさんイライラするんだ、だからどうにかしろ、その、あられもない姿。

 

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