年寄り再認識・現実は見栄を超える

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その封筒は自分で切手を貼らなくてはいけない、封をするには自分で糊付けしなくてはならない。O K、 切手はたくさん持っている、はい、これでバッチシ。

で、先ほどポストに向かった。いざ投函……あれー、なんてこったい、封が開いている、糊付けされていない。焦った、危なかった、気が付いてよかった。

……どうするか? 投函するには「糊」が要る。近くのコンビニに「糊」を買いに行く。

コンビニはコンビニエントではあるけれど、欲しいものがそうたくさんあるわけじゃない、値段も高めだ、コンビニ利用はあくまで間に合わせ、だから「糊」だけ買う……つもりだった。

ところがどうしたことか、なんでこうなるのか、つもりはつもりに積もって、あらー、封筒を入れてきた小さな手提げ袋に入りきらない、みたい。

ということで買いたくないけどしょうがない、レジ袋も購入。するとレジの、それはそれは若いオネーサンが「(商品を袋に)入れましょうか?」と親切に声をかけてくれた。

いえいえ、大丈夫、そこまでしていただいては申し訳ないわ、あなたもお忙しいでしょうから。ということで、オババ、自分で商品をレジ袋に詰めようとした、ささーっとね猛スピードで。

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ところが、しかーし、袋が袋が袋が袋が、開かなーーーい。この指が、油分、水分の失われた加齢なる指はいくらレジ袋の端をつまもうとしてもつまめない、反応しない、滑る―――。

レジの若いオネーサン、じっとオババのその行為を手元を見つめてる。ああ、後ろにお客さんが並んだ、オババ、焦る、だが、だが、袋は、開かない―――。

レジの若いオネーサン、もう1度オババに声をかける、「入れましょうか?」オババ、今度は素直に「お願いします」。オネーサン、あっという間に袋を開け商品を詰め終えた。

カッコわるー、ちょっと恥ずかしかったざーます。初めからオネーサンにお願いすればよかった。いつまでもできると思うな、でございます。

スーパーに小さな半透明の薄い袋がある、魚だの肉だの買った時に入れる袋が、これがまた乾いた指だと開かない、イライラするのよ。

「指」もそうだけれど、「目」もそうだ。メガネが無いと、袋の「口」と「底」の見分けがつかなくて、カサカサ指で袋の口を開けてるつもりが、そこは底だよ、なのに、あらー、あらー開かないわ。

で、例の郵便物は封して無事に投函できたのか? はい。と、言いたいが、ちょっと他にも問題ありまして、結局、持ち帰りましたの。

今日は暑くて、またポストまで歩く元気はありませんでした。何しに行ったんだか。

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