「老いと向き合い、老いを受け入れるにはどうしたらいいのでしょうか? 今はまだ老いを感じていないので「老い」を受け入れられません」今朝のラジオ番組で相談者は48歳のオジサンだ。
私が相談されたわけでもないのに回答者でもないのに、でも、おばさん、言いたくなっちゃうの。
おじさん、あんたもか、って。でも、考えるだけアンタはエライ。48歳だったわたくしはそんなこと考えたこともなかったであります。「老い」なんて御冗談でしょ、まだまだ夢だって希望だってデッカイド―北海道ーの身の程知らずでしたわよ。
受け入れられなければ受け入れなければいいんでないの。ぐちゃぐちゃ言うな、大丈夫、その時は必ずやってくる、間違いなく、老いに選択肢なんてものはないのだよ。
で、間違いなく老いの渦中、老化まっしぐらおばさんは48歳当時を振り返り、若かったな、あの頃は、と、つくづくしみじみ当時を思い出し、涙が、……なんてことにはならないのが、おばさんだ。
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今日は敬老の日ということで朝からラジオでもテレビでも高齢者高齢者と高齢者の連呼で、耳障りでござる。それでなくても今年はコロナのせいで高齢者、高齢者と言われ続け、なるほど納得、私は高齢者でございました、教えてくれてありがとう。
すみませんね60過ぎで、すみませんね高齢者で、すみませんねご心配かけて、すみませんねetc.
高齢者情報は続きに続き70歳以上の高齢者が4人に1人、うーん、こりゃあ、たまげた、すんごいですね、ニッポン、なんたって高齢化率世界1、ナンバー1なのだ……。
で、この連休、このコロナ禍であっても人は動き、あっちでもこっちでも密がいっぱい。高齢者大丈夫ですかー、でも高齢者の私はどこにも行きませんです、どこへもでかけず人とも会わず話さずこうして連休3日目、今日は黙々とおにぎりを作りましたです、14個。
何のため? 馬鹿言ってんじゃないわよ、自分のため、食べるためでしょうが、水曜日から外食やめて🍙持って行くのだわよ。で、ちょっと晩酌時に一つ試食……超、うんまーい、しあわせーーー。
グビグビパクパク、うんまい、しあわせー、グビパク、うんまい……48歳の時の夢はどこへ行ったやら、希望??? うーん、それより何より目の前の現実、加齢なる日々は続いていくのでありましょう。
夕方のテレビニュースで、60代? 女性が、屋台のお弁当屋さんに「弁当に髪の毛が入っていた」と、返金を詐欺る。この60代、あちこちで同様の詐欺を働いていたらしい。詐欺られた移動販売弁当屋の店主は言う、「自分の母親くらいの歳だったので、なんか悲しいですね」。
どんな事情があるのか知らないが、それを聞いてる60代も悲しいよ。
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