加齢体、おにぎりに負ける

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食べるしか楽しみが無い…そんな人になりたくない、が…

 

この前の4連休におにぎりを作り、先週の水曜日と木曜日に3個ずつ食べた。すごくおいしかった。でも木曜日の夜から胃が痛くなってきた。金曜日はもっと痛くなった、胃に加えお腹の右下辺りも痛くなってきた。

だから金曜日は整腸剤を買った。気持ちばかりの健康のためと大いなる? 節約のための「おにぎり」だったはずなのに、本末転倒となってしまった。

家庭内別居同僚は言う。慣れないことするから、慣れないもの食べるから。そんなことはない、おにぎりくらいは作れる、おにぎりだって食べている、が、普段、ほとんどご飯粒を食べないおばさんに1日3個は多すぎた。

というわけで、金曜、土曜、今日も米飯なし。胃痛、腹痛はなくなったが、しかしね、おにぎりと言ったって大きさは知れたもの、なのに1日3個、2日で6個でダウンするなんて情けない、なんて軟弱になってしまったのでしょうか、私の胃はなんて繊細なのでしょうか。

 

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……しかし、待てよ、ひょっとして、覚えていないだけ? おにぎりのほかにラーメンだのうどんだのパンだのパスタだのお菓子だの……食べてないよね、買い食いしてないよね? 大丈夫だよね?

「最近はほんとに、(歳をとったせいで)食べられなくなったわ、少食になったわ」と、あるオババが言った、それを聞いた私は、

はぁ~、その歳で、そんなに食べて、なにを言っとるのか、食べすぎじゃ。……大丈夫だろうか、このオババは、と思ったことがある。

食べたことを覚えてないのは恐怖だが、私って、歳より若く見られるの、というババくささ、ツラの皮の暑さ。私って私って繊細だからと言える鈍さ。私って少食だからという大食漢。そういう大人に私はなりたくない。

 

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