「芋と年寄り」・ 年寄りの食の固定観念

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人生いろいろ、芋もいろいろ、芋には芋の美しさが!


コロナであっても季節が変わってもオババの暮らしに変化はなく12月だというのにお歳暮もやってこない、なーーーんも届きやしない。が、しかし届けないのだから届かない、当然ですわね。
贈り物ね、何がいいかな、物は難しいわね。やはり食べ物、美味しいものが一番かしらね。ちなみに、私、食べ物には、好き嫌い、ありませんのよ。

 

70代ババが言うのです。義妹から「冷凍の焼き芋」がたくさん送られきたそうだ、で、冷凍室が芋で一杯になってしまったそうだ。

で、とりあえずお礼の電話をしたそうだ。すると義妹は、「この焼き芋すごくおいしかったから、サツマイモってお義姉さんも懐かしいでしょ、だから好きだと思って」。

義妹はそんなことを言ったらしい。でも、この70代ババは違った。「人にもよるのよ。私はサツマイモなんて食べたくないわ、もともと昔から好きじゃないのよ」。

「芋か……」わかるわ、オババもそうだったもの。でもね義妹さんが言うように今のお芋は美味しいのよ、アンタが、大昔、食べたイモたちとは違うのよ、ビックリだわよ、今の芋はねイモ扱いできない芋なのよ。

70代ババだってそれは何となくわかっている。でも、昔の貧食時代のイメージが思い出が細胞の隅々にまで染み渡っているのであった。

70代ババにとっては時代が変わろうがブランド芋が誕生しようが、芋はイモ。どんなに頑張っても、イモに、以上も以下もないのだった。「芋」に、お金を出すなんて、「信じられない」となるのであった。

「芋」だけじゃない70代ババの話は続き、マカロン、ラスクも同様で、高級有名菓子店の有名パティシエが作るものであろうと関係ない。70代ババにかかっては「マカロンなんて」となり、ラスクも同様「(所詮)ラスクでしょ(そんなもの)」と、けんもほろろだ。

と書いてきてオババにも多少そんな食べ物はある、そんなものに……信じられない、が。しかし、食べ物のはやりすたりも、無常だね。ついこの間まで購入不可能、3ヵ月、半年待ちなんて聞いてたものが、今、売れ残っていたりしてね。

食べ物は大事にしましょ! 感謝していただきましょ! で、その後、例の「冷凍焼き芋」は、ご近所の60手前の「サツマイモ大好き奥さん」に渡りずいぶん感謝されたらしい。

そういえば、昔、イモ・ネーチャン、イモ・ニーチャン、って……「イモ」に失礼じゃないか……ひょっとして70代ババの芋嫌いは……。