仕事始めの1週間がやっと終わりましたよ。寒いですね、60年以上も生きてきましたが、これまでの人生でこの冬ほど寒さが沁みる、骨まで沁みる、脳天まで沁みる、脳みそも血管も凍てつきそう、沁みるを通り越し痺れちゃって固まっちゃって停止しそう、そんな感じがいたしますです。
寒くて寒くてですね、先月末に寝違えて痛めた首も、少し良くなってはのぶり返しで、もう2週間以上経つというのにいまだスッキリサッパリしません、痛痛痛が常につきまとい不快であります。
そうだよそれが年寄りなんだよ、治らないんだよ、スッキリシャッキリしないのだよ、年寄りの身体というものは。で、この寒さでしょ、年寄りに良いはずがありません。コロナも怖いが干乾びた老体には冷えも怖い。
しかしながら、エアコンの暖房はどうにもあまり好きじゃない。重ね着も嫌いではあるけれど、もうそんなことは言っていられない、暖かければそれで良しとしよう。
【スポンサーリンク】
というわけで寝る時にはネックウォーマーとマスクは必需品、靴下は履かないが手袋は欠かせない、手袋は寒さ対策というより、クリームたんまり塗り込んでの手荒れ防止ですがね。
自身でエネルギーを作り出せない老体は、身体が多少乾燥しようが電気毛布は欠かせない。で、朝、目が覚めたら毛布の温度を最高温にし、ストレッチをするのじゃ、で、身体温まり柔らかくなってきたら、エイヤーと起きるのじゃ。
で、今日は休みだ、で、洗濯日和だ、だが、寒さが尋常じゃなかった。耳が冷えると耳の奥が痛くなるオババは考えた。こんな日はニット帽とマスク、これだ、実際、とても、暖かいでござる、今は汗をかくほどだ。
で、重ね着いっぱいしちゃってね、見栄もへったくれもありませぬ、で、老眼鏡なんかもかけちゃってね、で、姿見に映った我を見れば、うーーーん、思わず……誰? あんた?
ババアのようでそうでもなく、でも、決して若くはなく(当たり前だ)、で、チャップリンの歩き方を真似しちゃったりしてね、で、ひとり笑う……うーーーん、バッカみたい。
若い娘のニット帽は可愛い、チャーミングであります、もちろん、人にもよりますがね。でも、婆さんのニット帽は、人によらず、皆、バアサン。勿論、爺さんのニット帽も見間違うことなく、皆、ジイサン。
誰か、違うと言ってくれ、そんなことはない、どんな事にも例外はある、と。
【スポンサーリンク】