働かない亭主を持つ同僚。正確には、その亭主は半日だけ働き、稼ぎは一銭も家に入れず、全て自分の小遣いにし、悪びれた様子もなく実母の言うことにも妻の言うことにも耳を貸さず、口は達者で1言えば10返し、その挙句に怒りだす。
正直、もう、こんなろくでもない亭主の話なんて聞きたくないんだなオババは。でも、彼女はちょっと聞いてもらいたかったのね、だから帰り際に10分ほど立ち話。
で、別れ際、「話を聞いてもらって、ちょっとストレス発散できました」って。だったら10分って、ちょっと冷たかったかな? でもね、発散したって問題が解決するわけじゃないしね。
で、「どうすればいいんですかね」まだそんなのん気なこと言ってるわけ。アンタがそうやってあくせく働くから、亭主はますます怠けるの、この先もこのロクデナシは働きませんよ。
過去と他人は変えられないの、それでも、別れる気がないならこの先も、ずーーーと死ぬまで馬車馬のごとくアンタが働くしかないでしょ。ってそんなことは言わない言えないけれどね。
まぁ、オババがいくら熱くなってもね、当事者である彼女は、どうなってんの? 沸騰しない人なのね……もう、オババには理解できまへん。
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で、夜のバイトはてっきり諦めたのかと思ったら、諦めてなかったのね。この先、お婆ちゃんに何が起こるかわからないから、今のうちにもっと働きたい、収入を増やしたい、なんて言ってね、もう、開いた口が塞がらないオババでありました。
夫婦のことは他人には理解できないものでしょうが、しかし働かない亭主と夫婦でいる意味、別れぬ理由がわからん、オババの理解の範疇を超えている。なので聞いているとイライラもしてしまうオババでもあった。
で、この先は義母の介護、それも彼女にとっては当然のこと、そのお婆ちゃんの母親は長生きで煩悩の数を生き切ったらしい? 「だからお婆ちゃん(義母)も長生きしてくれると思います」
働かない亭主と長寿の義母を抱え、愚痴も言わず、大丈夫ですか? ですよ。しかしですね、逆に、彼女からしてみれば、このオババのような生き方、人生は、彼女の理解の範疇を超えているでしょう、信じられないでしょう。
オババは自分の私生活を喋らないけど、まぁ、お互い、「信じられない」「理解できない」そんな生活、そんな人生、そんな感じかしらね。ほんと人生色々だわね、しみじみ。
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