よく喋るから元気なのか、元気だから喋れるのか

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はい、わかりました。ですが…「動物は聞いている、わかっている」

雪もたまにはいいわね、風情があるわね。そんなのんきなことを言っていられるのはたまだからだ。明日にはまた太陽が顔を出し雪を溶かしてくれるだろう、有難いことだ。

かっては休日が待ち遠しかった、楽しみだった。でも休みがたまのことでなく当たり前の毎日になったら、その有難みも楽しみもすっかり薄らいでしまった。

それでも、こんな日に仕事へ行かずに済むというのは有難いことだと思う。しかし、そうは言っても、うーーーん、な毎日であります。

そんな暮らしなものだから、人と話すこともめっきり減った、ひとり言は相変わらずで、時に、歌を口ずさみ、鏡の前で体操、スクワット、デタラメダンスなどもする。

またテレビのニュースを視ながらブツブツ怒っていることがよくある。こうして今日もまた年寄りの変化のない1日が終わって行く。

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退院したひとり暮らしの満身創痍の元気人? を先日ウッカリさんと一緒に訪ねた。以前もこの人のことは書いたことがあるが、よく喋る明るく元気な人だ。

で、その日もお会いするやいなや今回の入院生活、手術のことを話し始めた。オババとウッカリサンは今回も完全なる聞き役で、彼女の話はいつまでもどこまでも続くのだった。

この人もひとり暮らし、で、本来、お喋りが好きな人なのでしょう。でも普段は、話す相手がいない、お喋りしたくても、できない、ましてやこのコロナ禍だ。 

そこへ、ピンポーン、大らかで聞き上手なウッカリさんとオババの登場です。すると一瞬にしてダム決壊、弾丸ひとりトーク炸裂、爆発、この寒空の下、約1時間。

こちらが切り上げなければ彼女の話はまだまだ続いたことでしょう。ウッカリサンとオババはコート着用ですが、彼女は退院間もない体に部屋から出て来たままの恰好です。

それでこんなに元気なのは、多分、睡眠はたっぷり? と訊きますと、とんでもない、眠剤を服用しても3時間以上眠れたことはなく、また昼寝は全くできないと言うのでありました。

うーーーん、それは大変ですね、お辛いでしょう。でも、それだけ長時間の弾丸トークに耐えうるスタミナがあるのですから……まっ、心配ないでしょう、あなたの場合は。

総体的にバアサンはよく喋る、ジイサンは喋らない。喋るから元気なのか、元気だから喋れるのか、ジイサンでもよく喋る人は元気だ、で、声が大きい。

で、こういうお喋り年寄りの前に行くと、オババは聞き手に回り相槌を打つのが精一杯。で、家に帰りブツブツひとり言をつぶやく私は、この先、あのように元気でいられるのでしょうか?

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