アラ70、母は強し「親と子」

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“ 老いては子に従え ” いつかそんな日は来るけれど…

アラ70夫婦のもとへ、やっと結婚してやっと家を出て行ったと思った子供が「病気」のため戻ってきた。

夫婦は共にアラ70で子供と一緒にこれから闘病生活が始まる。アラ70とはいえ今のところ夫も妻も健康そうで元気そうだ。

全ては子供のため、これからまたアラ70夫婦は頑張らねばならない。しかし元気そうだといってもアラ70だ、今回のことは精神的、肉体的にもしんどいことだと思う。

そして自分の子供だけでなく、休日には子供の配偶者がやって来ることがある。そのたびにアラ70母は車を運転し最寄りの駅まで迎えに行く。

目も悪いしこの歳だし夜は運転したくないのよ。と、いつもそう言っているがこの配偶者の送迎は別だ。自分の子供のことだけでも大変なのに、その配偶者の送迎と滞在。

その30代配偶者(あえて息子か娘かは書かない)、よりによってアラ70夫婦宅に滞在中、突然、ぶっ倒れ、救急車を呼ぶこととなった、で、入院(大したことはなかったようだ)。

もう、いい歳して、体調悪い時、来るんじゃない。オババはそう言いたい、元気に見えたって、義父母はアラ70なのよ。

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アラ70、現在であれば、考えようによっては、人によってはまだまだ若い。まだ若く元気だからこそ、子供も親を頼って帰ってきたのだろう。

普段は生意気なことばかり言う子であっても、まさかの時には、先ずは、親。子供にとっていつでも温かく迎え入れてくれる親は心強く有難い存在だ。

親が元気はありがたい、しかし、あと10年後、15年後だったらどうだろうか? 親と子、立場が逆転しているかもしれない。

それを考えれば70代! まだまだ若い! そしてアラ70母は明るい、その明るさがまぶしい。

子はもちろんのこと、アラ70両親も、あと、もうひと仕事、もうひと踏ん張り、ガンバレー! 

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