今日はモウヒトリサンに誘われて、ちょっと遠くのスーパーへ行った。そこは価格的に少しお高いが魚や肉の品質が良い、と言われている。
車じゃないとこのスーパーには来られない。だから車がないオババにとってこのスーパーは久しぶり、おまけに彼女の車で送り迎えの贅沢さ、有難い。
車なら、脚が痛くたって重い野菜だってラクチンだ。だからスーパー好きオババとしては今日はゆっくり気の済むまで店内を隅から隅まで徘徊し、ここでしか買えないものを買って帰ろう。
そのはずだった。ところが、結局、思っていた買い物の半分もできなかった。なぜなら彼女が買い物を終えるのが非常に早いからだ。
連れてきてもらって待たせるわけにはいかない。結局、家を出てから家に戻るまで2時間。その間、スーパーの他に3か所、乗車、降車、移動を繰り返し、スーパーを入れたら4か所回った。
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オババは息切れしそうだ。折角、外に出たんだもの、せめてお茶くらい飲みたいわ。
「そうね、だったらここがいいわね」
と、広いスーパーの売り場の隅にあるイートイン? そこで自動販売機のアイスコーヒーを買い、ゴクゴク一気飲み、はぁ~、味わうどころじゃない。
「さっ、帰りましょうか」
はい、そうしましょ。で、あっという間に家に到着、今日は誘ってくれてありがとう。
家に入り時計を見れば、家を出てからまだ2時間しか経っていない。
ああ、知らなんだ、こんなにせわしない人だとは。多少は、わかっているつもりだったけど、ここまでとは? それともワタシがノロいのか?
で、なんだか疲れちゃったよ。買った物を冷蔵庫に入れ、以前、生協で買ったアイスを冷凍庫から取り出し、ひとりゆっくりゆったりその冷たさ甘さを味わうオババであった、はぁ~。
はぁ~、せわしなかった、息切れした。で、あら? と気が付いた。脚が痛いはどこ行った? どうなった? 忘れていたよ、脚の痛みを、なんか今日は脚がラクじゃないか。
これは、きっと、あのせわしない人のせわしなさのお陰だ。そうかな、でも、それなら有難いことだ、感謝しなくちゃ。
でも、つくづく思った、買い物は、どこであろうと、絶対、1人で行くに限る、間違いない。
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