珍しい、どういうことでしょうか、きょうだいからハガキが届きました。ハガキ……筆マメきょうだいは、なんとか元気に暮らしているようです。
もう、何年、会っていないのかな……どうしてこうなったのかな?
タイトルどおり、そういうことですわ。それでも以前はまとめ役がおりました、でも亡くなりました。ですから、そのまんまで今日に至ったというかなんというか?
ケンカしたわけじゃない? というより「きょうだいげんか」、うーん、説明が難しいのですが、まぁ、そんなものに巻き込まれた、そんな感じでしょうか?
子供の頃なら大喧嘩しても、いつの間にか仲直り。誰に言われたわけじゃないけど、きょうだいの中の自分の立場、年齢順、それを素直に認められたものですが……。
ところが歳をとるにつれ、年齢順は通用しなくなり、年上であっても容赦しません、非難の対象となります。
それでも派手に? ケンカしているうちはまだいい、仲直りの機会もある。が、しかし、一方が、ダンマリしだしたら、ダンマリを決め込んだら、もうお終い。
何を言おうが、相手は、無視、ウンもスンもない、取り付く島もない、そしてやがて無関心へと進み、きょうだいは他人の始まり、始まりとなる。
それはいつまで続くのか? そして、無視、無関心、それで済むのか?
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とはいっても、きょうだいは他人にはなれない。若い時ならいざ知らず、すでにお互い老齢の身、お互い、何が起きるかわからない。
そばに頼りになる夫や子供でもいれば、いいけれど、誰もいない、そうであれば、どうすんの?
隣の奥さんは「助け合いましょ」と言ってくれるけど、はい、では、あれもそれもこれも、お願いします、なんて赤の他人に言えるわけがない。
そうなると、嫌でも何でも、頼る先は、やはり、きょうだいしかいない、のか? 仲が悪くてもいるだけましか?
それとも、絶対、何が何でも、死んでも、お願いなんか、頭なんか下げたくない、そう思うのか?
病気になるのは、身体が不自由になるのは、先に逝くのは、決して決して、年上からというわけじゃない。
とは言っても、自分のことは棚に上げ、会えば、きょうだいの老齢化がしみじみつくづく身に沁みる、目に沁みる、痛いほどに。
それならば、もう何年も会っていない、ずーと年上のハガキのきょうだいは、どれほど歳をとったことだろうか?
うーん、ちょっとマジで考えなくいけないかもね、これから先のこと。まだ、ワタシが元気なうちに……とは言ってもどうすればいいのか?
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