愉しみは…飯・風呂・寝る…なのに

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ああ、お風呂、入りたい! お風呂、入りたい!

 “ 24時間戦えますか ” 当時、そんなコマーシャルがありました。

時代はバブル、広告は時代を映す鏡。あの時代、ワタシも、ググッと1本、この手のスタミナドリンク、栄養ドリンク飲んでました。

仕事を終え帰宅したお父さんが発する言葉は「飯」「風呂」「寝る」この三語だけ、そんなこと言われてた時代でもありました。

そんなお父さんたちも、今じゃ、ワタシ同様、老人となっていることでしょう。

「飯」「風呂」「寝る」

時代が変わっても、忙しくても、暇を持て余してても、人間の基本的営みは、そう変わるものじゃありません。

今じゃ、めし、ふろ、ねる、これがワタシの生活の基盤、そして年寄りの何よりの愉しみとなりました。

特に、寒くなってくると、何と言っても、お風呂ですね。

そしてぬくぬく暖かい布団の中、どちらも中に入ると、「ううっ」「うー」言葉では表せない、何と申しましょうか、

くぅーーー、天国じゃ、極楽じゃ、そんな感じでしょうか。

しかし、今年の冬の入浴は……湯船につかるには脚がおぼつかなくて、あぶなかっしくて、転倒が心配。そして浴槽の掃除は、できるのか?

というわけでいまだにシャワーだけ。できないとなると、尚更に残念、無念。こうしてまた年寄りの数少ない愉しみがひとつ消えました、年寄りションボリだ。

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お風呂の愉しみは消えたけど、「寝る」があるじゃないか。

眠れなくても脚が不自由でもベッドの中にさえいればいい。そこは現実から切り離された温室、別世界、桃源郷。

そのぬくぬくと暖かな中で本を読んだり、スマホを見たり、夢想、妄想、自由にどでかくどこまでも飛んで羽ばたけ好きなだけ。

そんなことしてるから、眠れなくなるんだ。寝る前のスマホやパソコンは駄目だって言ってるじゃないか。

でも、やめられませんな。

で、最近、思うのですけどね、もう、この歳にもなってですね、「しなけれなならない」とか「こうあらねばならない」とか、そんなこと……

もう、どうでもええわ。

夜、眠れなくても、いつか眠れる、朝、昼、晩、いつでも眠れる、そう思えば、眠れない夜もまた愉し。……うーん、そうも思えませんけど。

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