「高齢者」ちょっと見ない間に…あのオジサンの家が「売家」になっていた

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─ 年寄りと猫には散歩が似合う ─

通いなれた駅までの道。その道筋には戸建住宅が並び、その1軒に年齢が60代後半? 70代? そんなオジサンが住んでいた。

はっきりしたことはわからないが、ひとり暮らし、そして、まだ充分お元気そう、車の運転もされていた。

家の前で、たまたま顔を合わせた時などは、感じのいい挨拶をしてくれるオジサンでもあった。

庭には花も植えられてなかったけれど草も生えておらず、晴れた日にはよく洗濯物が干してあった。

なんでひとり住まいとわかったかというと、洗濯物に女性物と思われるものが、ないからだった。

別にオッサンの洗濯物など興味ないし、チェックなんかするわけないけれど、朝も遅い時間に週4回も5回も家の前を通っていれば、何となく雰囲気でわかるものなのだ。

まぁ、そんなこんなで女の人の気配は感じられなかったけれど、小綺麗に暮らしてる、そんな感じのするオジサンだった。

あれから私は仕事を辞め、脚のことがわかった去年の7月以降、その道を通らなくなった。

で、今日、7ヶ月ぶりに? その道を歩いてみた。すると、あれー??? オジサンの家が……「売家」? と、なっていて驚いた。

この7ヶ月の間に何があったのだろうか? 

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年寄り、ひとり暮らし、その住まいが、いつの間にか「空き家」、「売り家」になっていたら、良いことは考えられず、施設? 入院? または……。

何たって年寄りだもの、年寄りって、ちょっと見ない間に、えーっ、てことが起こる。

ボラ活の時もそうだった。えーっ、前回、お会いした時は、ついこの間、2ヶ月前は……とても元気そうだったのに……。

そして、このコロナ禍の家籠りですっかり足腰弱り、介護が必要になった高齢者も増えたと聞く。

年寄りの言う「ちょっと」は、20年、30年を平気で遡るけど、ちょっとの間に、20年加齢することもある、年寄りはこれが怖いのだった。

で、思ったのですけど、昨日の H さん、彼女のことも見習って、ちょこちょこまめに出歩き楽しくお喋り。この、おばちゃま、こういうことは家事より得意なのだわよ。

そして、、、、、

ちょっと見ない間に A 子ったら(すごい老けたわ)(婆さんになったわ)

その思いは A 子も同じで( B 子ったら……)(どうしたのかしら? この老けっぷり)(ちょっと正視できないくらい)

でも、声にするのは、「元気そうねー、変わらないわねー」「やだー、そんなことないわよー」なんちゃって言い合っちゃって、お互いに。

もうしばらくは、こんな感じで、この辺りでウロウロしていたいものです。

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