全然、心配してあげません

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ー食べられる、なら大丈夫ー

今朝、老姉が弱々しい声で、お腹を壊したと言う。 

私が調理した、昨夜の料理が原因か? でもこの老妹は全然、大丈夫。

生モノ、油っこいモノ、消費期限切れモノ、なし。

考えられるのは、やはり、食べ過ぎ、呑み過ぎ、そして加齢。

老体が、もう、それだけの量を受け付けない、消化できないのと違いますか?

昨夜はご飯も食べ、副食の量も多かった。お腹いっぱい、お腹いっぱいと言いながら完食し、その後で、お菓子も食べていた。

そして私は知っている、その数時間後には、また……。

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眠れないとの理由で、冷房の良く効いた涼しい部屋で、氷を入れた冷え冷えアルコールをグビグビ体内に流し込む。こうして姉の1日は終わるのだった。

そして今日、午後には、まだお腹の調子も今一つだというのに、それさえすっかり忘れ、アイスを食べていた。

この老妹に指摘され、お腹を壊していたことに気が付いたようだ。

ああ、それなのに、姉は、自分の身体は繊細だから、みたいなことを言いだす。

違うだろぉぉぉおおおーーーーそれは、カ・レ・イ で、食べ過ぎ、呑み過ぎ、わからない人だな。

「あたしは体が弱いから」が口癖の姉でも、この件に関しては、はい、ここまで、お終い、アンタは大丈夫、決して弱くないですから、心配ないですから。

それが証拠に今夜もしっかり食べていた。また寝る前のグビグビタイムが外されることもないだろう。

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