父親が認知症で1日中ベッドから出ようとしないらしい。
その父親は、食べる事にも興味を示さない。
で、その娘はこのままではまずいと思い、先ずは父親をベッドから出たすため、何度も何度も声掛けをし色々と手を尽くす……。
が、その父が娘に言うことには、
「起きてもすることがないから、起きる意味がない」
思わず笑ってしまった。うまいこと言うわ、お父さん。わかるわ、その気持ち、頭しっかりしてるじゃん、ボケてないじゃん。
私も、脚がすごく痛い時、何度そう思ったことか。
食べたくないのに無理に食べることない、このままベッドの中でいいじゃん、仕事に行くわけでなし。
また、身体に大きな痛みがある時って、着替えるだけでも大変なんですから。
だから、このまま、ベッドの中で暮らしたい。
で、どうせ、後、何時間かしたら、また、着替えてベッドに入るのだ、なら、このままでいいじゃないか。
でも……ああ、ダメだダメだ。このままでは、私は駄目になってしまう。
と思い直しまして、今夜もこうしてベッドに入る前にこれ書いてるわけですが……。
しかし、なんだか、この老姉妹、あと、何年かしたら、どちらかが……。
「起きてもすることがないから、起きる意味がない」
することは自分でつくるの、決めるのーーー。生きてることに意味があるのー???
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ということで、今日は少しだけ服の処分と古い写真の整理などをしてみた。
服でも写真でも思い入れ、思い出がある。とはいえ、捨てる時はジャンジャン捨てる。
しかし、写真はね、ついつい見入ってしまうわね。
50歳……なんて若かったのでしょうか。
まぁ、今と較べての話ですがね、で、思いましたよ、思いだしましたよ、50歳の頃なんて、つい、この間じゃなかった?
そうなのね、ついこの間よ。だから、尚更のこと思うわけ、月日の経つ速さを。
50歳くらいから、加速度ついた感じですね、で、今もどんどんスピード増してるでしょ。
だって、それが証拠に、今日だって、さっき起きたと思ったら、いつの間にか、あっという間に、もうこんな時間、で、あと少しで、またベッドですよ。
で、今日も、どこへも出かけず。
だったら、ずーと、ベッドの中にいてもそう変わりなかった?
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