先日、夕飯を終えた後、テレビを見ながら小一時間ほど姉とお喋り。
テレビに映る、「好々爺」そのまんまという「ある人」を見て、この人はこの歳になってもこうして仕事があるのは、見た目どおりの人柄で人に好かれるから云々、みたいなことを言ったら、
毎日、朝から寝るまでテレビを見ている姉が言うことにゃ、
ううん、そうでもないみたいよ。この前、ある番組で、〇〇(若い女性タレント)が出た時に、もの凄く怒りだしてね、
「なんであんなの(若い女性タレント)出したんだ」とか何とか、共演者に当たり散らして、カメラ回っているのに、もう、ビックリしたわ。
えーっ、うっそー、意外や意外、驚いちゃいますね。で、思いました、それって老人ゆえの怒りですね、それこそが歳のせいだわよ。
スーパーなどで見かける怒れるオヤジ、大声出して、「店長、呼べ」などと大騒ぎする年寄りと一緒。
それは前頭葉の老化、些細なことで怒り爆発、抑えが利かない。イヤですね、困りましたね、そうはなりたくないものです。
……しかーし、ちょっと待ってください……人の振り見て、些細なことで……あるあるですよ、昨日のムカッみたいなことが頻繁に。
でも今はもう大丈夫、アンガーマネジメントばっちり、どんとこい。ほんとか? うーん、年寄りとはいえ、人間だもん、何とか堪えてみせましょう。
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怒りの感情は、すべての感情の中で最も血圧を上げる。
怒りの強い人は、心筋梗塞や脳梗塞など血管が詰まる病気のリスクが、強くない人の2.9倍も高かった。
怒りを表に出す人よりも、怒りをため込む人のほうが、血圧が上がりやすい。
怒りを出さずにため込んでいますと、ストレスを発散できないままで、怒りの感情を忘れることがない。
思い出してはまた怒りを感じる。それを繰り返すことで、ジワジワと血圧が上がるというのが問題。
うまく発散できずにため込んでしまうと、慢性化してしまう。
怒りが慢性化すると脳が疲弊し、なにをしても無駄だという虚無感に襲われる。
それが進むと、うつを引き起こす。
『 プレジデント・オンラインより抜粋 』
そして「うつ」から「認知症」へ……怖い。
同居人が食器を洗わないくらいで、いちいち怒りをぶちまけていたら、こちらの身体が持たない。
しかし、怒りは発散させたほうがいい。ならば、ガツンと相手に、これは相手がたまったものではない。
だったら、うまーく、怒りを逃がしましょ、好きなことでもして。うーん、買い物でも行って、パーッと散財しますか。
でもね、今や、しがない年金暮らし、そんなことしたらね、後で、ああ、勿体ない、こんなに使って、こんなもの買って、このお金があれば、なんてグジグジ後悔したりするわけね。
で、バカバカ、なんて私はバカなの、この歳なっても、懲りないバカ者、今度は自分に対して怒りが、そして自己嫌悪に。
あーあ、イヤだ。
となる前に、最近は悲しいことに、楽しみもなくなってね、特別、食べたいものも、欲しいものも、なーんもないのよ。だから買い物ならスーパーでいいわ、淋しいわね。
でも、お金と金・ゴールドは別だわよ。そうだわ、脚が良くなったら旅行にも行きたいわん。
なーんだ、まだ欲あるじゃん。安心しました?
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