変化のない年寄り暮らし。そんなわけで日曜日はまたもや図書館、スーパーという、もう飽きたよコース。
買い物を終えたらいつもどおり、ヒーコー飲んでひと休み。しばらくすると私の隣の隣に座っていたオヤジが大きく咳き込みだしましてね、ゲホゲホゴホゴホ、マスクもせずに。
“ 出物腫物ところ選ばず ” ではありますが、それにしても、そのオヤジの咳き込み方は尋常じゃない、で、あまりに傍若無人。
うっさいな、不快だな、アッタマきた、少しは憚れ、マスクがないならせめて恰好だけでも手で口覆えよ、配慮しろ。
という怒りを込めて、ジロ、ギロ、ジーーーーーッ、オットト、オヤジと目が合ってしまいましたよ。
……あれ? 咳き込み方と顔の雰囲気が……合っていない、大人しそう、気の弱そうなオッサンでありました。
人前で咳込む、むせ込む、これは避けたいものです。でも、我慢すると余計にゴホゴホゲホゲホが激しくなるんですね。
でもね、オヤジのこと言えません。私も今夜は今まで経験したこのない激しいムセで、思わず救急車、そう思いました。
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夕飯を終え、お菓子を食べていましたら、ああ、誤嚥したみたい、ううううう、ゲホゲホゴホゴホ、ぐぐぐぐぐるじいー、ゴホゲホがどんどん激しさを増してー。
いいいい息が―、できないー、助けて―、そんな感じ。で、多分、血圧も上がって、血管切れそうー。
頭が、脳みそが沸騰だー、で、その脳みそが漏れ出していくー、ああ、頭が痛い? 思わず頭を両手で抑える私でした。
これはちょっとまずい、今まで経験したことのない苦しさと頭の痛さ? どうか早く収まりますように、でなければ救急車か? 救急車は勘弁してよ、でも血管切れたら?
恐怖でしたね、何たって年寄りですから、何が起こっても不思議ではありません。
年寄りはいつだって崖っぷち、いつ落っこちるかわかりません、それを忘れてはいけません。
で、咳き込んで圧迫骨折、年寄りはそれもありーの、なのだった。
私の姉は誤嚥が多い、本人も自覚しています。そして誤嚥から肺炎、それを恐れています。また誤嚥時の咳き込み、ムセのすさまじさといったら、先日のオヤジなみ、マジで、ほんと。
背もかなり縮みました、それは咳による圧迫骨折のせいもあるのではないか? しかし、圧迫骨折も痛みがなければ気付きません。
痛みがなければ気付きもしない、そして生活に支障がなければ、知らぬが仏、それでいいのでしょうか?
病院嫌い・病気恐怖症姉は、骨粗鬆症であっても、痛みがなければ、わざわざ病院に行くことは、しないでしょう。ですから私も何も言わないのですがね……どうなんでしょ?
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